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    <title>第28回公開研究会報告「ポスト３・１１の地域メディアを考える～ラジオと共感のコミュニティづくり～」</title>
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    <published>2011-07-10T02:16:06Z</published>
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    <summary>■日時：２０１１年７月９日（土）１４：００～１７：３０■会場：広島経済大学立町キ...</summary>
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        <![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="topDSCF6950.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/topDSCF6950.jpg" class="mt-image-none" style="" height="120" width="540" /></span><br />■日時：２０１１年７月９日（土）１４：００～１７：３０<br />■会場：広島経済大学立町キャンパス<br />■登壇者：坂田邦子（東北大学）<br />　　　　　金尾雅彦（中国放送）<br />　　　　　平尾順平（ひろしまジン大学）<br />■コメンテーター：匹田篤（広島大学）<br />　　　　　　　　　本橋春紀（日本民間放送連盟）<br />■司会：土屋祐子（広島経済大学）<br />■主催：メル・プラッツ<br />■共催：ひろしまメディア文化研究会<br /><br />　２０１１年７月９日、広島市の広島経済大学立町キャンパスで「ポスト３・１１の地域メディアを考える～ラジオと共感のコミュニティづくり～」をひろしまメディア文化研究会との共催で開催、５０名を越える参加がありました。<br /><br />　今回は、震災時のメディアの機能を振り返りつつ、ラジオを介したコミュニティづくりの試みを手がかりに、これからの地域メディアのあり方、またその社会的デザインについて議論を試みました。東北大学の坂田邦子さん、中国放送の金尾雅彦さん、ひろしまジン大学の平尾順平さんにご登壇いただきこの度の東日本大震災での経験をふまえ、市民にとって必要な情報は何かを再考し、ラジオを軸に、それを地域で共有していくしくみ、マスメディアの役割について考えました。はじめに、メル・プラッツから今年度オーガナイザーの村田麻里子さん、ひろしまメディア文化研究会世話人の匹田篤さんからあいさつがあり、司会の土屋祐子さんから研究会の趣旨説明、３人の登壇者より報告がありました。 ]]>
        <![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="s-DSCF6988.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/s-DSCF6988.jpg" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" height="150" width="200" /></span>　仙台市に住む東北大学の坂田さんは、震災発生直後の状況や様々なメディアとの関わり、生活の様子など、震災後４か月で語るには、まだ生々しく辛い状況の中で、一個人としての思いや考えを切実に話されました。坂田さんは、震災後に、ラジオ、新聞、ケータイ・メール、テレビ、ソーシャルメディア、ご近所さん、友人、地元メディアなど、様々なメディアに接して感じた率直な感想、感情を語られました。坂田さんは、日常的なやりとりが非日常においても生きたということ、大量の映像とツイッター情報があふれる非日常ともいえる当時の状況の中で、メディアもコミュニティもネットワークも被災地と離れた地域の人との「ウチ」と「ソト」、強い当事者意識とソト者意識を感じたということを話されました。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="s-DSCF6993.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/s-DSCF6993.jpg" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" height="150" width="200" /></span>　地元広島からは、まず中国放送の金尾さんからUSTREAM、Twitterと連動した実験的ラジオ・市民討論番組「勝手にトークひろしま！」の取り組みについて報告がありました。強い思いを持つ市民の情報発信力を生かし、広島に関する様々なディスカッションを行い、それをUSTREAMで中継し、その後、ラジオで放送するという、クロス・メディアの取り組みが注目されているということです。東日本大震災については、4月に「３・１１広島で」をテーマとして、様々な分野からゲストを招き、大震災以降、何を思い、考えてきたかを語り合うトーク番組を行ったことが報告されました。<br /><br />　続いて「勝手にトークひろしま！」の司会を担当し、市民による市民講座を展開するひろしまジン大学の平尾さんから取り組みの報告がありました。ひろしまジン大学は、「街をまるごとキャンパスに」をモットーに、主体的に地域に関わる人を育成することを目的に活動しており、９００名を超える登録者の７０％は２０代、３０代の若い世代であり、これからの可能性に期待できると考えているそうです。また、「世代、職業、分野をこえて人々がつながる場」「地元のことを知って体験し共有する場」「主体的に社会、地元地域に関わる場」をつくっていくことを目指しており、ローカルに始まって全国的に展開していきたいという抱負も語られました。<br /><br />　３人の登壇者の報告を受けて、コメンテーターとして広島大学の匹田さん、日本民間放送の本橋さんからコメントがありました。匹田さんは、３・１１に際し、大学の役割について考えたことが話され、地域の情報発信の核となるメディア企業や大学がもっと役割を果たすべきではないかと考えているとコメントしました。本橋さんは、ＮＨＫは、ナショナルメディアとして制度化され、東京から発信するというあり方だが、３・１１での放送のあり方、坂田邦子さんの報告から公共的な地域メディアが別途構想される必要があると感じているとコメントしました。また、テレビやネットとは異なり、コミュニティラジオは、顔と顔がみえるコミュニケーションが担保されている声のメディアであり、そうした顔のみえるコミュニケーションに基づく、まちに機能するメディアが重要で、それがないと災害にも耐えられないと話しました。また、まち単位のメディアが大切で、SNSやtwitterなども合わせて考えていくことが重要という現在のメディアシステムについてもコメントされました。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="s-DSCF7029.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/s-DSCF7029.jpg" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" height="188" width="250" /></span>　続いて司会の土屋さんから、ポスト３・１１について考えたときに、「現在のメディアシステムに限界がみえたと思うが、一方で、地域メディアの新しい可能性もみえてきたのではないか」と投げかけがあり、それを受けて、坂田さんは「現在のメディアシステムの震災報道に関する限界を感じた。特に被災地に必要な情報を流してくれなかったという思いがある。ローカルを主体とした放送編成に思い切って切り替えるなど既存のことを抜本的に変えることはできないのか」と問題提起がありました。<br /><br />　金尾さんからは、「中国放送ではひろしまジン大学と連携した企画を行ったことがあるが、密度の濃いイベントとなった。放送局外の地域の人々と顔のみえる関係でネットワークをつくることで、自分達の情報発信のあり方にも可能性が広がるのではないか」とコメントがありました。本橋さんからは、「マスメディアは、被災地には役に立たなくても全国に東日本大震災の全体状況を伝えた役割があったと思う、何かひとつのメディアがあればいいというものではないと思う」というコメントもありました。会場からは古川柳子さんから「全国・県・まちのどういうレベルでどういう情報が必要かを考え、まちのアクティビティと放送局がつながること、全国と地方のメディアのありかたをデザインしていくことが必要ではないか」という発言もありました。続いて会場から水越伸さんが「大きいメディア、小さいメディアの両方が大事。想像がつかない事態が起きる中、新しいメディアをつくっていくことは大事で、こういうことが起こったとき広島はどうするのか。原爆、原発事故と同じ国で2回起こった大きなことに対してローカルの営みをどうつくっていくのか自分たちで考えていかないといけないのではないか」という指摘がありました。<br /><br />　金尾さんは「信頼のおける情報は、人とのつながりで集まってくる。人との関係を広げることを忘れずにつないでいくこと」、平尾さんは「県レベルでつくっていくのは難しい。町内会、小さな地域、商店街、自治会レベルでのコミュニティの再生が大事だと思う」と話されました。坂田さんは「コミュニティサイズについては、身近な範囲でつながることは大事だが、そこだけで完結するのではなくそのしくみをつくっていくためにも、県レベルでのコミュニティも必要。レイヤーいくつかあって有機的な連携をどうつくっていくかだと思う」と意見を交わしました。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="s-DSCF7033.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/s-DSCF7033.jpg" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" height="150" width="200" /></span>　会場から北村順生さんの「新潟の地震災害時も、テレビは被災者のためにならないという声が多く聞かれた。今回の報告で、ローカル局が市民と一緒にやっている活動に可能性を感じる。『勝手にトークひろしま！』は、これからの展開をどのように考えているのか」という質問に対し、金尾さんは、局内では何か新しいことをやらないといけないという意識はあり、テレビでもラジオでも場をつくっていくことが大事だと考えていることや、ラジオに近づくのか、新しいタイプの何かにラジオを引っ張っていくのか模索しながらも、パワーと人をつなげ、取り組み続けていきたいという思いを話されました。会場からは、他にも「今日の話は、震災後の話なのか。これまでも話されてきたことではないのか。例えば外国人や高齢者をどうサポートしていくのか議論されてない。どういうニーズがあるのかを再考していくかも大事だと思う。３・１１で何か変わるのか」などの問題提起や意見が出ました。<br /><br />　最後に、登壇者全員が今の思いを話して終了しましたが、その中で、坂田さんは「３・１１を機に、前と同じことをするわけにはいかない。パラダイム、思想が変わった。自分の研究をまずは疑わないといけない。マスメディア、行政、市民、誰もが自分の問題としてとらえて、議論していかないといけないと思う。変わらざるをえない。せんだいメディアテークは６０数名が登録して、被災者の視点に立ち、マスメディアがフォローしきれない部分を、自分たちが関わって伝えていくプロジェクトを立ち上げた。あまり表に出てきてはいないが大事なことがある。広く伝わって行くためにはマスメディアの役割は大きいし必要。一緒に変えていきましょうという気持ちでいる」と話されたことが特に印象に残りました。今回の研究会では、被災地の坂田さんと広島の登壇者とでは、住んでいる地域や置かれた状況の違い、東日本大震災に対する感覚の温度差が大きく、かみ合った議論の展開になりにくいところはありましたが、それぞれの立場からの報告や発言は、ラジオをはじめとする様々なメディアの機能をとらえなおし、これからのメディア社会やシステムのあり方、自分とメディアとの関わり方を、登壇者も参加者も自分のものとして考えていくきっかけになったと思います。そして、日常の顔の見えるコミュニケーションを大切にしたコミュニティづくりと、そこだけで完結しない共有や交流、連携を通して、それぞれのメディアとコミュニティの可能性を拓いていくことの課題もみえました。<br /><br />報告者：高宮由美子（子ども文化コミュニティ／メル・プラッツ運営メンバー）　]]>
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    <title>第27回公開研究会報告「創発のデザイン／ショーケース・ワークショップ」</title>
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    <published>2011-06-27T10:34:19Z</published>
    <updated>2012-01-03T02:20:02Z</updated>

    <summary>■日　時　：2011年6月26日（日）15時～18時■会　場　：北仲スクール（横...</summary>
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        <![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="110626_00-2.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/110626_00-2.jpg" class="mt-image-none" style="" height="120" width="540" /></span><br /><br />■日　時　：2011年6月26日（日）15時～18時<br />■会　場　：北仲スクール（横浜文化創造都市スクール）<br />■登壇・参加者　：<br />　　　　　　宮田雅子（札幌大谷大学短期大学部／MELL platz）<br />　　　　　　水島久光（東海大学／MELL platz、北仲スクール）<br />　　　　　　そのほか、「ショーケース」出展者の皆さん、一般参加者の皆さん<br />■主　催　：MELL platz<br />■共　催　：北仲スクール（横浜文化創造都市スクール）<br /><br />3月19、20日に予定していた「メル・エキスポ2011」が、東日本大震災のために中止となりました。今回の公開研究会では、エキスポで予定していた
ショーケース（全国各地より出展者を募っての大交流会！）に3月の時点ですでに申し込みいただいていた方々に加え、新たな参加者も募ってのワークショップ
を中心に行われました。]]>
        <![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="110626_4.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/110626_4.jpg" class="mt-image-none" style="" height="150" width="200" /></span><br /><br />冒頭ではまず、「ショーケース・デザインのたくらみ」について宮田雅子さん（札幌大谷大学／メル・プラッツ）からの発表がありました。ショーケースとは、段ボールでつくられた「箱」を自由につかって、出展者がそれぞれ取り組んでいる活動について発表し、また互いに交流するしくみです。宮田さんは、ショーケースのコンセプトとして、次の3つをあげました。<br /><br />１）「持ち運ぶ」<br />会場までもってきて、終わったら持ち帰り、必要なときに思い出してみることができる。<br />２）「人にみせる」<br />箱をひろげて見せたり（お花見状態）、そのまま移動したり（弁当売り状態）できる。<br />３）「カスタマイズする」<br />自由にカスタマイズできる（アイデアを練ってもらうための「ショーケース実践マニュアル」も用意）。<br /><br />これまでのエキスポでは、「箱」ではなく、180×90cmの板型の段ボールを利用していました。しかし、その場合よくある学会のポスター発表のように、「説明する人／聞く人」という構図がどうしても出来上がってしまう。そこで今回のショーケースでは、両者が入り交じり、発表者が縦横無尽に動きまわり、さらに、ときには「説明する人／聞く人」の立場を交換しあえるような場づくりを目指していました。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="110626_2.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/110626_2.jpg" class="mt-image-none" style="" height="270" width="540" /></span><br /><br />ワークショップは、15時40分から約1時間半進められました。まずは、指定の場所に散らばって、途中からは自由に移動しながらの交流が行われました。「箱」は、出展者によってさまざまにカスタマイズ（改造？）されていました。出展内容や活動期間は多様でしたが、相手に伝えるための工夫（箱庭のようだったり、紙芝居やカルタをつかったり、ミニシアター風に設置したり・・・）がそれぞれに実践されていることが印象的でした。私も出展者として参加しましたが、こんな使い方もあったのか！と見入ってしまいました。また、全国各地から集まった出展者、参加者の幅広い顔ぶれにも驚きました。いろいろな角度からの質問や感想をもらうことができ、今後の活動に活かせるよい機会となりました。<br /><br />会場では、個別の出展者に宛てたものだけでなく、出展者間に対するもの、また全体に対するコメントを随時書くことのできるホワイトボードも用意されていました。それらは、「にてるね！」「つながるかも！」「いただき！」「こうしたら？」「ナイス！」というカテゴリーに分けられ、チェキで撮影されていた記録写真と一緒に出展者へ手渡されました。これらは、参加者全体にとってのふりかえりの素材にもなっていました。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="110626_3.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/110626_3.jpg" class="mt-image-none" style="" height="150" width="200" /></span><br /><br />最後に、水島久光さん（東海大学／メル・プラッツ）から次のようなまとめの挨拶があり、今回の研究会は終了しました。<br />今日の出展は、構想レベルのものというよりも、実績のあるものが多かったように思います。出展のための「箱」をつくるためには、活動を整理しなければならなかったはず。活動にあるパターンを見いだしたり、要素にわけたりすることなしに、活動を「箱」のなかに入れることは難しいからです。ただ、パターン化されたからこそ、ここの部分とここの部分がつながるかも、改善できるかも、ということを他の人と一緒に話すことができ、それがさらなるアクションにつながっていくのではないでしょうか。「箱」の中身は過去だけれど、それを未来のために活用していただければうれしいです。<br /><br />今回のショーケースの試みは、来年、2012年3月に開催されるメル・エキスポ2012に引き継がれます。ぜひご期待ください。<br /><div>報告者：鳥海希世子（東京大学／メル・プラッツ運営メンバー）</div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div>]]>
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    <title>第26回公開研究会報告「東アジアにおけるメディアリテラシーの展開」</title>
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    <published>2011-06-05T02:24:01Z</published>
    <updated>2011-07-15T15:11:42Z</updated>

    <summary> 2011年5月29日（日）、上海の復旦大学新聞学院において、第26回公開研究会...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mellplatz.net/activities/">
        <![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://mellplatz.net/activities/2011/06/05/upload_images/RIMG0023.JPG"><img alt="RIMG0023.JPG" src="http://mellplatz.net/activities/assets_c/2011/06/RIMG0023-thumb-600x256-334.jpg" width="500" height="213" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></a></span> <div><div>2011年5月29日（日）、上海の復旦大学新聞学院において、第26回公開研究会「東アジアにおけるメディアリテラシーの展開」を開催しました。5年目のメルプラッツにとって、国外で開催する初めての研究会！復旦大学媒介素質研究センターとの共催で、復旦大学の学生をはじめ、日本にゆかりのあるメディア関係者など、約30名の方々がご参加くださいました。メディアリテラシーをめぐる両国の研究や実践の違いを共有し、今後の継続的な交流の見通しを模索する会となりました。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>■日　時　：2011年5月29日（日）13時30分～18時30分</div><div>■会　場　：上海 復旦大学新聞学院オフィスビル 3階会議室</div><div>■ご挨拶　：</div><div>　　　村田 麻里子（関西大学社会学部准教授、MELL Platzオーガナイザー）</div><div>　　　謝 静（復旦大学新聞学院副教授、復旦大学媒介素質研究センター主任）</div><div>■プレゼンテーション：</div><div>　　　土屋 祐子（広島経済大学メディアビジネス学科准教授／MELL Platz）</div><div>　　　陸 曄（復旦大学新聞学院教授）</div><div>　　　岡田 朋之（関西大学総合情報学部教授／MELL Platz）</div><div>　　　呉 歓（上海交通大学メディアとデザイン学院講師）</div><div>■ディスカッション（コーディネーター）：</div><div>　　　加島 卓（東海大学文学部講師／MELL Platz）</div><div>　　　張 志安（復旦大学新聞学院講師、復旦大学媒介素質研究センター副主任）</div><div>■司　会　：</div><div>　　　劉 雪雁（関西大学社会学部准教授／MELL Platz）</div><div>■共　催　：復旦大学媒介素質研究センター</div></div>]]>
        <![CDATA[<img alt="" src="http://mellplatz.net/activities/assets_c/2011/07/RIMG0004-thumb-250x187-340.jpg" width="250" height="187" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /><div>土屋祐子さん（広島経済大学／MELL Platz）は、「日本におけるメディアリテラシーの展開：越境的・協働的アプローチ」と題し、日本におけるメディアリテラシー概念の成立と変遷、メディアリテラシー実践の展開と特徴について論じました。1990年代の初期、マスメディア批判、学校教育、デジタル機器操作という３つの異なるコンテクストの中から形成されたメディアリテラシー概念は、2000年代の展開期を経て、メディアの技術的活用、批判的受容、主体的表現という３つのポイントに関わる素養の体系として総合的に定義されるに至ります。</div><div><br /></div><div>そうした中、2001年から活動を開始したメルプロジェクトは多様な隣接領域との接続を通じて、メディアリテラシー概念の射程をより始原的なメディア遊びと、より社会的なメディア実践との両極の次元に拡張することを目指しました。その結果、日本におけるメディアリテラシー実践は、その担い手の点でも学び手の点でも、さらに対象となるメディアの種類の点でも、多様な隣接領域を横断・総合するような越境的・協働的アプローチとして展開されることとなります。そして今後は、大震災以後のいわゆるポスト3.11時代の中で、そうした越境的・協働的な学び合いの姿勢を共創的なメディア環境デザインの方向に向けていくことが望まれている、と土屋さんは指摘しました。</div><div><br /></div><img alt="RIMG0049.JPG" src="http://mellplatz.net/activities/assets_c/2011/07/RIMG0049-thumb-250x187-342.jpg" width="250" height="187" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /><div>陸曄さん（復旦大学新聞学院）は、「媒介素養研究：中国の現状と発展」と題し、中国におけるメディアリテラシー研究の意義と限界、その可能性と方向性をグローバルな見地から論じました。欧米で生まれたメディアリテラシー概念の根幹には、市場主義の膨張に抗して市民をエンパワーし、市民社会の成熟を助けるという思想があります。しかし中国では事情がより複雑です。たとえば市場主義に対して批判的な市民を育てることはできても、政治的プロパガンダに対してはどうでしょうか？ そこには中国固有の政治状況の問題があります。さらに中国のオーディエンスの解釈能力はまだ未成熟で、受容効果研究の蓄積も十分ではありません。これらの点から中国におけるメディアリテラシー研究には固有の限界がある、と陸さんは指摘します。</div><div><br /></div><div>とはいえメディアリテラシー概念は中国でも、市民社会を成熟させるための近代的リテラシーの基礎となるものです。コミュニケーションの市民権とは何かを理解することによって市民は、より主体的にメディア状況に参与することが可能となります。そうした見地から復旦大学媒介素質研究センターでは子どもや若者ばかりでなく大人も対象として、幅広いメディアリテラシー教育を実践しています。その目指すところは、幅広い市民の中にメディアリテラシーを育成することを通じてその社会参加のあり方を多様化することだ、と陸さんは論じました。</div><div><br /></div><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://mellplatz.net/activities/2011/07/15/upload_images/RIMG0123.JPG"><img alt="" src="http://mellplatz.net/activities/assets_c/2011/07/RIMG0123-thumb-250x187-344.jpg" width="250" height="187" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></a></span><div>岡田朋之さん（関西大学／MELL Platz）は、上海という土地柄を踏まえて、2005年の愛知万博に関する研究の成果を軸に、「万博の情報発信とメディアリテラシー」と題するプレゼンテーションをおこないました。20世紀においては先進工業国の通過儀礼だった万博ですが、愛知万博では、環境への配慮や市民参加の実現などと併せて、ICTの活用が大きく掲げられていました。</div><div><br /></div><div>それは一方で、これからの日本の社会構造と産業構造の活性化を展望する機会と位置付けられ、展示や運営におけるICTの積極的な活用はもとより、統合情報運用に裏打ちされた公式的な情報発信がおこなわれました。万博というメガイベントを発端に、統合情報運用の社会実験が後年まで継続されたのですが、それは将来的に災害情報の提供を見据えたものでした。他方で、多数の来場者が訪れるようになると、それだけでは対応できなくなり、草の根のブロガーたちが活躍し、公式情報との棲み分けがおこなわれました。</div><div><br /></div><div>東日本大震災で改めて確認されたのは、錯綜する情報、デマや噂の横行でした。生き抜くためにはメディアリテラシーが必要であり、情報へのアクセスが明暗を分けるのは、万博も同様でした。草の根的な情報を活用せず、公式情報だけに頼っていては、希望するパビリオンを効率良く巡回することはできません。万博はいわば、"日常的には経験できないメディアリテラシーの実践の場"と捉えることができるのではないか、と岡田さんは指摘しました。</div><div><br /></div><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://mellplatz.net/activities/2011/07/15/upload_images/RIMG0130.JPG"><img alt="" src="http://mellplatz.net/activities/assets_c/2011/07/RIMG0130-thumb-250x187-346.jpg" width="250" height="187" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></a></span><div>呉歓さん（上海交通大学）は、「中国中高齢者のバーチャル・コミュニティの利用：オールドキッズサイトを事例に」と題し、<a href="http://www.oldkids.cn/">「オールドキッズ」</a>というウェブサイトに関する事例研究を報告。2000年に上海で開設されたオールドキッズは、中高年による中国最大のネットコミュニティのひとつであり、このコミュニティへの参加を通じて、中高年の人びとがどのようにICTリテラシーを高めているのか、呉さんは参与観察によって明らかにしてきました。オールドキッズにおける"弱い紐帯"がいくつかの局面において、相互扶助や情緒的支援をもたらしており、その結果、ウェブの開設者に対する提案や批判、ボランティア活動への参加など、社会参与のリテラシーの向上につながっていきます。そしてそれは、インターネットの特性に対する批判的思考を養い、インターネット依存を回避することにも関わってくる、と呉さんは指摘しました。</div><div><br /></div><div>以上の報告を踏まえて、ディスカッションでは、加島卓さん（東海大学）の論点整理によって、中国におけるメディアリテラシーが日本とは異なる展開を遂げていることを互いに共有した上で、マスメディアとニューメディアのリテラシーの違いに話題が及びました。謝静さん（復旦大学）によれば、中国ではマスメディアに関するリテラシーが研究の中心ですが、ニューメディアには新しい可能性があるので、そのリテラシーが強調されるようになってきているそうです。謝さんたちにとってメディアリテラシーとは、（1）メディア・システムに対する基本的な知識や理解、（2）メディアに接するさいの態度、（3）メディアを使用すること、メディアに参与することという、三つのレベルに分ける捉えることができるといいます。議論はその後、日本で実践研究がさかんにおこなわれている背景に及び、両国の学校における教育システムの違いなどが語られました。</div><div><br /></div><div>われわれにとっては、中国においてメディアリテラシーの議論が成立する土壌が理解でき、将来の連携に向けたインスピレーションを受けることができた、実に刺激的な会合でした。</div><div><br /></div><div><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://mellplatz.net/activities/2011/07/16/upload_images/DSCN0893.JPG"><img alt="DSCN0893.JPG" src="http://mellplatz.net/activities/assets_c/2011/07/DSCN0893-thumb-400x218-348.jpg" width="400" height="218" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></a></span></div><div>報告者：伊藤昌亮（愛知淑徳大学／メル・プラッツ運営メンバー）＋飯田豊（福山大学／メル・プラッツ運営メンバー）</div>]]>
    </content>
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    <title>第25回公開研究会報告「大震災後、私たちの考えていること、やろうとしていること」</title>
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    <id>tag:mellplatz.net,2011:/activities//7.256</id>

    <published>2011-05-15T01:52:44Z</published>
    <updated>2011-06-13T17:43:07Z</updated>

    <summary>2011年5月14日、第25回公開研究会「大震災後、私たちの考えていること、やろ...</summary>
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        <name>admin</name>
        
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        <category term="001)公開研究会の報告" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mellplatz.net/activities/">
        <![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="sDSCF6564.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/sDSCF6564.jpg" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" width="500" height="167" /></span>2011年5月14日、第25回公開研究会「大震災後、私たちの考えていること、やろうとしていること」は130名を越える方にご参加いただき、終了しました。<br /><br />
■日　時　：2011年5月14日（土）16時～19時<br />
■会　場　：東京大学本郷キャンパス福武ホール地下二階福武ラーニングスタジオ<br />
　　　　　　http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/<br />
■登壇者　：<br />
　　　佐倉統（東京大学大学院情報学環教授／佐倉研究室）<br />
　　　林香里（東京大学大学院情報学環教授／メディア研究のつどい）<br />
　　　中原淳（東京大学大学総合教育研究センター准教授／NAKAHARA-LAB.NET）<br />　　　水越伸（東京大学大学院情報学環教授／MELL Platz）<br />■総合司会：<br />　　　村田麻里子（関西大学社会学部准教授／MELL Platz）<br />■主　催　：東京大学大学院情報学環・MELL Platz<br />■共　催　：佐倉研究室、メディア研究のつどい、NAKAHARA-LAB.NET<br /><br /><b>&lt;報告&gt;</b><br />今回は、2011年度最初のメル・プラッツ研究会でした。最初に今年度の事務局オーガナイザー、村田麻里子さん（関西大学社
会学部・准教授）から、東日本震災の発生によりMell-EXPOが中止となった報告と、５年目の区切の年を迎えたメル・プラッツの今年の活動予定の紹介
がありました。<br /><br />本題のテーマは「大震災後、私たちの考えていること、やろうとしていること」。震災とそれに伴う福島原発事故発生からほぼ
２か月。ポスト3.11を語るにはまだ辛いタイミングではありましたが、前半は４人の登壇者のみなさんから、震災がそれぞれの研究活動に投げかけてきてい
る課題を、一個人としての誠実な苦悩も交えながら報告してくださいました。]]>
        <![CDATA[<b>●佐倉統さん――科学技術のブラックボックスを可視化、身体化し、社会によるガバナンスを<br /></b>科
学技術社会論を専門とし、科学技術と社会の関係の在り方を研究している佐倉さん（東京大学情報学環・教授）。今回の震災直前に、人間の便利さを考え直す連
載を雑誌で始めたばかりだったそうです。その矢先の原発事故。地震、津波は避けようがない。原発の事故が起きたこと自体は仕方がない。しかし、事故発生後
の対応のまずさは大問題。以前、東京電力の広報問題委員会に参画したことがあり、災害が起こったときには速やかに現地にヘッドクォーターを立ち上げ、メッ
セージを一本化し、「何がわかっていて何がわかっていないのか」ということを明確に情報公開するべき等々、災害時の情報発信について有意義な提言をしたと
いう思いがあっただけに、原発関係者の一般人には何を言っているのか伝わってこない記者会見に怒りつつ、自分がやってきたことは何だったのかという自問に
しばらくさいなまれていたそうです。<br /><br />しかし同時に、７０年代万博的パラダイムが大きく変わりつつある中、いかに科学技術のブラックボック
スを可視化、身体化し社会が科学技術をガバナンスしていくかが問われていることを改めて痛感したとのこと。今回の原発事故は、これまで社会全体が技術のこ
とを技術者に任せきりにし議論すべきことをきちんとしてこなかったことに対して猛省を促していることを指摘すると共に、原発事故に関して専門家たちが言っ
ていることがバラバラでかえって混乱を引き起こしている現状を鑑み、専門的、科学的な知を、一般の人々とも共有できるように編集する作業の重要性、物事の
意思決定の中にステークホルダーがきちんと入り、生活知を取り入れることの必要性などを提起してくださいました。<br /><br /><b>●林香里さん――メディアが形成する擬似環境を問う</b><br />マ
スメディアやジャーナリズムのあり方を研究の対象にしている林香里さん（東京大学情報学環・教授）。国際結婚のご家庭の中で起こった原発事故をめぐる出来
事を入り口に、メディアが形成する擬似環境の問題を中心に報告していただきました。林さんのご主人はドイツ人。原発事故が国際的に報じられるようになって
以来、ご主人のご家族や友人たちから、「なぜまだ日本にいるのか？子供がかわいそうだから早くドイツに逃げろ」と真剣に言われるそうです。その根拠となっ
ているのがドイツにおける福島原発事故報道。ドイツの新聞メディアの記事や写真を具体的に提示し、３月末に行われたバーデンヴィッテンベルク州の州知事選
で初の緑の党出身州知事が誕生した事例を引きながら、いかにメディアによって人々の頭の中に擬似環境が作られ、それが政治プロセスにも入ってきているか<br />を報告してくださいました。<br /><br />一
方、日本において原発がどう報じられてきたかをドイツとの対比の中で振り返り、日本では環境問題、気候変動などについての報道も経済記事の中に出てくるこ
とが最も多く、他国に比べビジネス的コンテクストの中で扱われる傾向が強いと分析。日本の社会全体に原発は何となく怖いという腰が引けた感覚があり、きち
んと向き合わずに来たのではないかという思いを、ご自身の体験も交えて振り返るとともに、このような政治的ディベートを要するテーマの報ずる場合の姿勢と
して、感情や怒りが反映されない日本の中立的に見える報道姿勢がはたして妥当であるのか、これまでのこのような報道や事実を私たちはどう受け止めてきた
か、今後、検証しなくてはならないと考えている課題を語っていただきました。<br /><br /><b>●中原淳さん――「いまだまとまらない、ポスト３．１１ストーリー」</b><br />経
営学習論、組織行動論を専門とする中原淳さんは、「いまだまとまらない、ポスト３．１１ストーリー」と題し、震災の発生時から今日に至る関心の推移をご報
告くださいました。地震直後に襲ってきたのは圧倒的な無力感。東電は人材育成、リーダー育成には比較的しっかり取り組んできたはずなのに、その効果が全く
みえなかったことに対する困惑は、専門の立場としてもやはり大きかったそうです。一方、さまざまなメディアから情報を集め続けるうちに目につき始めたの
は、記者会見に臨むマスメディアの記者たちの態度のひどさ。一体メディアの人材育成はどうなっているのか、という問題意識が浮上してきているとのこと。<br /><br />企
業人たちと話をし始めた段階で見えてきたのは、誰もが見えないものにおびえ、見えたものに揺れている状況。ポスト３．１１をテーマにワークショップをやっ
ても、ワークショップが成立しないほどそれぞれが自分の震災ストーリーを話し続ける現象に、この体験の記憶の蓄積を分析していくことが重要性を感じると共
に、多くの企業人たちから「このような状況の中で私の今の仕事はここに留まってやる価値があるものなのか」という仕事に対する根本的な問いかけを聞き、震
災が組織と個人の関係においても影響を及ぼし始めていると感じたことをご報告くださいました。さらに、「放射能は少し浴びれば健康にいい」との寿司屋のお
やじの言葉に対する驚きから誘発された、いったい放射能はどう教えられてきたのか、という疑問、被災地の雇用問題で直面している前例のない大規模な異業種
への転職問題の深刻さなども指摘。時間の経過とともに見えてきた山積している課題を前に、今は、無力感を感じている場合じゃないと思っていると、今後に対
する気持ちで締めていただきました。<br /><br /><b>●水越伸さん――伝承の文化プログラムの創造を　実践的研究を２０年続ける</b><br />メディアの在
り方を歴史的社会的に捉えるソシオ・メディア論を提唱する水越伸さん（東京大学情報学環・教授）。自らのこれまでの研究活動を振り返り、その延長線上にポ
スト３．１１の課題を位置づけ、研究者としての決意と共に提起してくださいました。1999年、東京大学情報学環の設立と、メル・プロジェクト発足。以来
約１０年間、批判的メディア実践の研究活動を続けてきた中で感じているのは、市民メディアで頑張っている人たちが増えていることはいいことで引き続き頑
張ってほしいが、問題は言いたいけど言えない人たち、表現の現場を持たない人たちが、ゆるやかにメディア・リテラシーを持たないと、日本のメディアはよく
ならないのではないかということ。今後は市民参加のメゾレベルのメディア（数１０万レベルのマス・メディア）を育むことが必要だと考えているそうです。<br /><br />東日本大震災後、私たちはのたうちまわる２頭の怪物（大震災と原発事故）を相手にしなくてはならず、１０００年に一度、阪神淡路の100倍といわれる人知を
超えた出来事の前では、１０００年後の文化的記憶がどうなっているのかなどは全く見えない。このような状況の中だからこそ、やれることとやれないこと、やるべきこととやらないことを見極めながら自分が関わる学問・研究の原点を見つめ直し、声なき声を物語る術、伝承の文化的プログラムをいかに創造していくか、
現在取り組む実践的研究をさしあがり２０年続けていくと、水越さんは宣言。メディアの生態系の現実を変えることは簡単なことではないが、日常生活実践を細
やかに見つめ、グローカルに拡大する格差に絶えず目を凝らし、技術中心主義にならずに技術と関わりながら、粘り強く取り組み続けることで１００やりたいこ
とのうち２０ぐらい変わってくるのではないかと、想いを語ってくださいました。<br /><br /><b>●グループディスカッション</b><br />後半では、登壇者たち
の報告を受けて、参加者全員が４人ほどのグループに分かれ、今回の震災で考えたことを議論しあいました。時間の関係ですべてのグループから発表していただ
くことはできませんでしたが、東京が被災の現場になった場合に備えての東京大学からの情報発信メディアの提案や、被災時のアナログ的メディアの再評価、被
災者へのお金の分配の課題、被災写真の発掘プロジェクトの実情など、さまざまな角度から議論がなされたことが発表されました。さらに、ご自身も被災されて
いる東北大学の坂田邦子さんからは、メディアではなかなか伝わらない被災地の実情や、当事者でなくて語れない切実な心情を語っていただき、会場全体が貴重
で重たいメッセージを受け取りました。<br /><br />議論を通じて、東日本大震災が日本の国のかたちや、私達一人一人の価値観の変化とも無縁ではないこ
と、そして、それを語り合う場を持つことがいかに大切かということが浮かび上がってきました。災害の復興や原発事故の解決には、今後まだ長い時間を要する
と予想される一方で、時間の経過の中で常態に戻ろうとする力が強まっていくでしょう。今、生々しく震災が照射している課題を風化させないためにも、今後も
機会をとらえながら語り合う場を創りつづけていきたいという思いを、共有できた研究会となりました。<br /><br />（古川柳子／メルプラッツ運営メンバー）]]>
    </content>
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    <title>第24回公開研究会報告「物語が紡ぐ共同体：メディア・コンテ・ワークショップの試み」</title>
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    <id>tag:mellplatz.net,2011:/activities//7.249</id>

    <published>2011-01-26T08:31:52Z</published>
    <updated>2011-03-04T01:24:42Z</updated>

    <summary>■日　時　：2011年1月22日（土）14時～17時15分■会　場　：愛知淑徳大...</summary>
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        <category term="001)公開研究会の報告" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mellplatz.net/activities/">
        <![CDATA[<p>■日　時　：2011年1月22日（土）14時～17時15分<br />■会　場　：愛知淑徳大学　星ヶ丘キャンパス5号館1階<br />　　　　　　　　アクティブラーニングスタジオ<br />■登壇者　：小川明子（愛知淑徳大学）<br />　　　　　　　阿部純（東京大学大学院）<br />　　　　　　　須曽野仁志（三重大学）<br />　　　　　　　伊藤昌亮（愛知淑徳大学）<br />　　　　　　　溝尻真也（愛知淑徳大学）<br />　　　　　　　愛知淑徳大学生のみなさん<br />■共催　　：<a href="http://www.mediabiotope.com/projects/mediaexprimo/">メディア・エクスプリモ</a>（JST CREST研究「情報デザインによる市民芸術創出プラットフォームの構築」）<br />■参加者　：約25名</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>24回目の公開研究会は、「メディア・エクスプリモ」（JST CREST研究「情報デザインによる市民芸術創出プラットフォームの構築」）との共催により、名古屋市の愛知淑徳大学で開催されました。全面ガラス張りの壁面から薄日が指す同校のアクティブラーニングスタジオを舞台に、近年、国内外で注目を浴びつつある「デジタル・ストーリーテリング」に焦点をあて、その実践の報告とディスカッション、そして参加者を交えたワークショップが開催されました。</p>]]>
        <![CDATA[<p>開会に先立ち、メル・プラッツ2010年度オーガナイザーである伊藤昌亮さん（愛知淑徳大学）より、メル･プラッツの今年度の活動の紹介として、「コミュニティからメディアを問う」という年間テーマにそった公開研究会の活動や、3月に開催予定の「MELL EXPO 2011」についての説明がありました。</p>
<p>その後、研究会の口火を切ったのは、小川明子さん（愛知淑徳大学）による報告です。デジタル・ストーリーテリングとは、自らの物語を写真と声を素材に2分程度の短い映像によって表現していく活動であり、1990年代に米国西海岸で生まれ、現在では40カ国以上に広がっているものです。制作プロセスの中でワークショップを重視するのが特徴で、教育やミュージアム、市民活動、マイノリティのエンパワーメント、などの多様な分野で活用が試みられています。小川さんからは、東海地方の在日外国人労働者の子どもたちや留学生、お年寄りなどを対象に自ら実践を積み重ねてきた「メディア・コンテ」について詳しい紹介がありました。基本的な考え方として、確立した「自己」や「語るべき物語」の存在を前提にしてきた欧米流のアプローチとは異なり、何を語るべきか自分でも分かってはいない人たちが、他者との「対話」をきっかけとして物語を紡ぎだしていくことに重点をおいてきたそうです。具体的な作業手順の他に、ワークショップ参加者とファシリテーターによる相互主観的な物語制作の可能性などのいくつかの知見が指摘されたあと、実際に制作された映像作品9本が上演されました。</p>
<p>次に登場したのは、これまでメディア・コンテのワークショップにファシリテーターとして参加してきた愛知淑徳大学の学生たちと阿部純さん（東京大学大学院）。溝尻真也さん（愛知淑徳大学）の司会により、ファシリテーターの立場からから見たメディア･コンテについて、それぞれ感想やコメントが紹介されました。その中では、ワークショップに参加した子どもたちだけでなくファシリテーター役の学生たちの方こそ学ぶことが多かったという実感や、話したいことが次々にあふれ出てくる参加者とともに物語を絞り込んでいく際の葛藤について、あるいは他者に物語を「語らせる」ことの暴力性とそれでも「語ってもらう」ことの重要性との間のジレンマを感じたこと、さらには最後の作品上映会の際に参加者一同が物語を共有する一体感の感動のあまり泣き出す場面が出てきたことなど、具体的なエピソードとともにメディア・コンテの本質に迫るいくつかのポイントが示唆されました。</p>
<p>その次の登壇者は、教育学の立場からデジタル・ストーリーテリングの実践を長く続けてきた須曽野仁志さん（三重大学）です。須曽野さんは、教育現場におけるコンピュータ活用や情報発信型教育のあり方についての研究が専門で、以前は教育教材としての紙芝居の活用の研究などを進めてきましたが、海外の研究者との交流の中でデジタル・ストーリーテリングについて知り、その後はご自身でも大学や小中高の教育現場でさまざまな実践を重ねてきました。デジタル・ストーリーテリングのネーム入り特製トレーナーを着た須曽野さんの報告では、100人規模での大学の講義における実践や、小学校の英語の授業での実践、教員免許更新の研修での実践など、さまざまな対象、さまざまな分野における実践事例の紹介がありました。そして、デジタル・ストーリーテリングはあらゆる教科のあらゆる領域で活用が可能なこと、作品制作は状況に応じて個人で作ることもグループで作る場合もあること、制作した作品はMoodleを活用したサイトにアップして相互鑑賞することが重要なことなど、実践において重視しているポイントの指摘がありました。さらに、須曽野研究室の元院生で、中学校家庭科教諭である鏡愛さんから、家庭科の授業の中で「未来の自分への手紙」をテーマに作成した実践についての紹介があり、そこで作られた中学生の作品や三重大学の学生たちの作品が上映されました。</p>
<p>休憩の後で行われたのは、参加者全員によるデジタル・ストーリーテリングの体験ワークショップです。あらかじめ受付時に引いていたくじをもとに参加者がペアを作り、二人が「対話」の中から簡単なストーリーを作り出していくプロセスを体験しようというものです。まず最初はくじに書かれてある絵や写真、文字、数字、記号などを見て、連想したことについて話をします。この際、聞き手の方はただ一方的に話を聞くだけではなく、相手から話を引き出すために積極的に会話に介入するよう求められました。その後、最初の話の中で重要だと感じた出来事やエピソードなどについて、さらに突っ込んだ対話を行います。こうしたプロセスを経て、最終的に四コマ漫画の形式へとそれぞれのストーリーをまとめていき、小グループの中で披露していました。今回のワークショップでは、時間的な制約もあり物語を生み出すプロセスの追体験が主な目的でしたが、物語を紡ぎ出していくことがいかに手間のかかる難しいことであるのかを実感するものとなりました。</p>
<p>最後に、伊藤さんの司会により、小川さんと須曽野さん、阿部さんによるパネルディスカッションを行いました。物語をいきなり作らせるのではなく、物語作りの支援として特定のテーマなどを与えて物語を引き出す仕掛けの重要性についてや、作品制作を個人で行う場合とグループで行う場合との違い、映像という形式とパワーポイントのスライド形式との違い、あるいは同じ映像でも、他者が語る放送のドキュメンタリー番組と自らが語るデジタル・ストーリーテリングとの違い、などについて議論が行われました。また、学校教育現場の中で実践を行っていく際の具体的な問題点とその克服方法や、個別でプライベートな物語が社会的にドミナントな物語へと回収されていってしまう危険性などについても議論が広がりました。</p>
<p>デジタル・ストーリーテリングは、人々の表現やリテラシーの実践という面で非常に有効なものですが、今回の研究会ではその可能性と課題について考えるきっかけとなったように思います。3月に開催予定の「メル・エキスポ2011」でも、あらためてセッションの一つでデジタル・ストーリーテリングが取り上げられることになっています。今日の研究会の議論を踏まえつつ、さらに広くさらに深く議論が深まっていくことが期待されます。</p>
<p><br />報告者：北村順生（新潟大学／メル・プラッツ運営メンバー）</p>]]>
    </content>
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    <title>第23回公開研究会報告「フォーラムとしてのミュージアム」</title>
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    <published>2011-01-24T10:55:00Z</published>
    <updated>2011-05-31T11:15:20Z</updated>

    <summary>■日　時：2010年11月27日（土）13時～17時30分　　　　　（13時～1...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mellplatz.net/activities/">
        <![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="101127_0.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/101127_0.jpg" class="mt-image-none" style="" height="120" width="524" /></span><br /><br />■日　時：2010年11月27日（土）13時～17時30分<br />　　　　　（13時～14時 ギャラリートーク／14時半～17時半 公開研究会）<br />■会　場：国立民族学博物館 第７セミナー室<br />■登壇者：<br />　　・吉田憲司（国立民族学博物館教授）<br />　　・櫻井敬人（太地町立くじらの博物館歴史担当学芸員）<br />■問題提起：村田麻里子（関西大学社会学部准教授／メル・プラッツ）<br />■パネルセッション：<br />　　・飯田卓（国立民族学博物館准教授）<br />　　・吉田憲司<br />　　・櫻井敬人<br />　　・村田麻里子<br />　 　［司会］水越伸（東京大学大学院情報学環教授／メル・プラッツ）<br />■総合司会：境真理子（桃山学院大学国際教養学部教授／メル・プラッツ）<br />■ギャラリートーク：川口幸也（国立民族学博物館准教授）<br />■共　催：桃山学院大学メディア研究会<div><br /></div>]]>
        <![CDATA[<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="101127_00.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/101127_00.jpg" class="mt-image-none" style="" height="150" width="200" /></span><br />　今回の公開研究会は、本編の前に、国立民族学博物館で開催中の特別展『彫刻家エル・アナツイのアフリカ ─アートと文化をめぐる旅』の鑑賞ツアーから始まりました。案内してくださったのは、この展覧会を企画された川口幸也さん。ワインやビール瓶のふたなどの廃品を素材に使って組み上げた、優美でスケールの大きな作品を間近に見て、その緻密さと力強さに感嘆すると同時に、西洋中心主義の中でアフリカの現代美術の置かれた状況の難しさを感じ、博物館という「場」の持つ意味に改めて目を向ける機会となりました。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="101127_1.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/101127_1.jpg" class="mt-image-none" style="" height="150" width="200" /></span><br />　作品鑑賞の余韻にひたりつつ、部屋を移って14時からスタートした公開研究会は、村田麻里子さん（関西大学社会学部准教授／メル・プラッツ）の問題提起から始まりました。「フォーラムとしてのミュージアム」という考え方のはじまりは、1970年代はじめにダンカン・F・キャメロンが発表した論文に見ることができます。この論文では、「『蒐集された』価値あるものが『祀ってある』のを、来館者が『拝見』する場としてのミュージアム（templeとしてのミュージアム）」に対比する考え方として、「さまざまな価値や議論が提示され、それに対して来館者が反応し、議論できる場としてのミュージアム（forumとしてのミュージアム）」が示されています。「フォーラムとしてのミュージアム」とは、ミュージアムがコミュニケーション空間になることだと言えます。ただし、博物館にはそれぞれ館固有の複雑な要因や関係性があります。そうしたせめぎ合いの中で生まれるコミュニケーションを見ていく必要があり、「フォーラムとしてのミュージアム」とはなにかという問いに対して、明確なひとつの答えが出ているわけではありません。今回の公開研究会では、こうした状況を踏まえつつ、「フォーラムとしてのミュージアム」とはなにかを考えたいとのことでした。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="101127_2.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/101127_2.jpg" class="mt-image-none" style="" height="150" width="200" /></span><br />　この問題提起を受けて最初にお話しくださったのは、国立民族学博物館教授の吉田憲司さんです。吉田さんのお話は、博物館において異文化がどのように表象されてきたかという切り口で、まずオリンピックの開催年と重ねて「展示する側と展示される側」の関係がたどられました。たとえば、カナダ・カルガリーのグレンボウ博物館では、1988年冬季オリンピックの際に先住民の文化遺産を芸術的伝統として展示しましたが、カナダ政府が先住民からとりあげた土地で、そのスポンサーが石油採掘を現におこなっているという点が問題になりました。また、スペインのダルデール自然史博物館に展示されていた「アフリカ人の剥製」の処遇をめぐって議論を呼んだのが、1992年のバルセロナ・オリンピックの時でした。こうした教訓をもとに、博物館が先住民文化の継承に積極的に関与して協働する体制を整えていた2010年のカナダ・バンクーバーオリンピックでは、「先住民の参画」が大会の理念に掲げられました。先住民自身が自分たちの文化をアピールする場としてオリンピックをとらえるようになったのです。さらに吉田さんのお話は、「展示する側と展示される側」だけでなく「展示を見る側」という視点も加えての「フォーラムとしてのミュージアム」のあり方として、コミュニティ・ミュージアムの例や、観客の参加を前提としたミュージアムの例の紹介へと続きました。異文化を蒐集・展示するための権力装置であった博物館が、「フォーラムとしてのミュージアム」を目指すようになった経緯を、豊富な実例を紹介しつつもコンパクトにまとめた興味深いお話でした。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="101127_3.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/101127_3.jpg" class="mt-image-none" style="" height="150" width="200" /></span><br />　次にお話しくださったのは、太地町立くじらの博物館で歴史担当学芸員をされている櫻井敬人さん。太地町は日本の古式捕鯨発祥の地として知られる町で、くじらの博物館は昭和44年（1969年）、太地町にとっての重要な文化遺産である捕鯨文化を伝える世界一の博物館を目指すという、大きな理想を持って開館しました。一方で太地町は、イルカ漁を隠し撮りしたドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ（2009年）』が公開されたことによって話題となった町でもあります。櫻井さんご自身は日頃、「くじらの町」の博物館で捕鯨文化をどう語るのかという問いに真摯に取り組んでいますが、捕鯨文化を語ることにはさまざまな難しさが伴います。そうした難しさと闘った成果のひとつが、2010年の特別展「最後の刃刺　古式捕鯨の終焉とアメリカ式捕鯨そしてノルウェー式捕鯨の導入」でした。開館40周年記念として企画されたこの特別展では、古式捕鯨の衰退から、ノルウェー式の近代捕鯨船が世界の捕鯨を席巻するまでの時代を生きた一人の「刃刺」（もり打ち）が見た捕鯨の姿を振り返る内容が描かれました。博物館が人とクジラの関わり合いの歴史を学ぶ場所になることが出来れば、人とクジラの未来の関係を考えるすべての人々にとって有益であるに違いないというのが櫻井さんの考えであり、「フォーラムとしてのミュージアム」を目指すために、資料をさらに収集、公開し、誰にも信頼される展示をしなければならないという締めくくりは、現場に投げ込まれているからこその正直なご意見だったように思いました。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="101127_5.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/101127_5.jpg" class="mt-image-none" style="" height="150" width="200" /></span><br />　質疑応答と休憩をはさみ、後半のパネルセッションとディスカッションに移りました。はじめに、司会の水越伸さん（東京大学大学院情報学環教授／メル・プラッツ）からの指名で、飯田卓さん（国立民族学博物館准教授）が、前半のセッションを振り返ってくださいました。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="101127_4.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/101127_4.jpg" class="mt-image-none" style="" height="150" width="200" /></span><br />　飯田さんはマダガスカルをフィールドとする人類学者であり、『電子メディアを飼い慣らす』（編著・せりか書房、2005年）では、人類学のメディア性の問題にも取り組んでいらっしゃいます。ミュージアムをコミュニケーション・メディアとしてとらえることについての簡単なまとめの後、どんな博物館も同じやり方でフォーラムになるわけではないのではないかという考えから、３つのタイプを例としてあげてくださいました。ひとつのタイプとしては、くじらの博物館のようにテーマがすでに政治に巻き込まれているもの。これはテーマの段階ですでにフォーラムになっている（またはなり得る）のではないかとのことでした。２つ目のタイプとしては地域のための地域によるコミュニティ・ミュージアム。そして３つ目のタイプは飯田さんご自身が日頃取り組んでいらっしゃる民族誌展示ですが、ここでフォーラムとしてのミュージアムを実現するには、まだまだハードルがいくつもあると思うとのことでした。この振り返りを踏まえてのディスカッションでは、さまざまな例や切り口が紹介されました。吉田さんからは、民族学博物館での展示で期間中に来場者の反応を見ながら展示をどんどん変えていく例について、櫻井さんからは前半のお話の補足としてご自身が鯨に興味を持った経緯について、問題を提起した村田さんからは来館者のリテラシーについてなど、「フォーラムとしてのミュージアム」を考えていくうえでの課題の広がりと奥の深さを感じる内容になりました。最後に、司会の水越さんが、市民のメディア表現のための実践や、ローカル民放局が地域の人と協力しておこなっている実践などを例としてあげつつ、マスメディアが時間的であるのに対してミュージアムは空間的であるというヒントを示したところで研究会は終了時刻となりました。このままもっと議論を深めたいところではありましたが、限られた時間の中で結論を出せるテーマではなかったため、これからまだまだ継続して考えていきたいとその場にいた全員が感じるような研究会になったのではないかと思います。アフリカの現代美術から捕鯨の歴史まで、たいへん盛りだくさんな１日でした。<br />報告者：宮田雅子（札幌大谷大学短期大学部／メル・プラッツ運営メンバー）<br /><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div>]]>
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    <title>第22回公開研究会報告「デジタル教材と学びのコミュニティ」</title>
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    <published>2011-01-22T15:26:42Z</published>
    <updated>2011-01-22T15:33:39Z</updated>

    <summary>■テーマ　：「デジタル教材と学びのコミュニティ」■日　時　：2010年10月2日...</summary>
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        <name>admin</name>
        
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        <category term="001)公開研究会の報告" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mellplatz.net/activities/">
        <![CDATA[<span class="Apple-style-span" style="font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック', 'Hiragino kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', Osaka, sans-serif; line-height: 18px; font-size: 12px; ">■テーマ　：「デジタル教材と学びのコミュニティ」<br style="line-height: 18px; " />■日　時　：2010年10月2日（土）12時30分～17時30分（※ 本セッションは 15時15分～）<br style="line-height: 18px; " />■会　場　：福山大学 社会連携研究推進センター<br style="line-height: 18px; " />　　　　　　　　（広島県福山市丸之内1丁目2番40号）※JR福山駅 北口徒歩1分<br style="line-height: 18px; " />■登壇者　：内垣戸貴之（福山大学／ICTE）<br style="line-height: 18px; " />　　　　　　田邊則彦（関西大学初等部／ICTE）<br style="line-height: 18px; " />　　　　　　杉本達應（福山大学）<br style="line-height: 18px; " />　　　　　　林田真心子（東京大学大学院／メル・プラッツ）<br style="line-height: 18px; " />　　　　　　[司会] 飯田豊（福山大学／メル・プラッツ）<br style="line-height: 18px; " />■共　催　：<a href="http://www.icte.net/">ICTE（情報コミュニケーション教育研究会）</a><br style="line-height: 18px; " />　　　　　　福山大学情報教育セミナー</span> <div><span class="Apple-style-span" style="font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック', 'Hiragino kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', Osaka, sans-serif; line-height: 18px; font-size: 12px; "><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック', 'Hiragino kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', Osaka, sans-serif; line-height: 18px; font-size: 12px; ">
<!--StartFragment-->

<p class="MsoNormal"><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">広島県福山市で開催された</span><span lang="EN-US">10</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin">月の公開研究会は、情報コミュニケーション教育研究会（</span><span lang="EN-US">ICTE</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;mso-ascii-theme-font:
minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:minor-fareast;
mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">）との共催。福山駅前にある福山大学社会連携研究推進センターでおこなわれ、全国各地から遠路はるばる、とても多くの方々にご参加いただきました。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;mso-ascii-theme-font:
minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:minor-fareast;
mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin"></span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">まずは</span><span lang="EN-US">ICTE</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin">の企画として、水越敏行先生（大阪大学名誉教授／前</span><span lang="EN-US">ICTE</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;mso-ascii-theme-font:
minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:minor-fareast;
mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">会長）の海外視察報告、「ついに出た！学習指導要領解説　―どう展開する「社会と情報」「情報の科学」―」と題されたセミナーがおこなわれました。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;mso-ascii-theme-font:
minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:minor-fareast;
mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin"></span><span class="Apple-style-span" style="font-family: 'ＭＳ 明朝'; ">そして休憩を挟んで、メル・プラッツ企画「デジタル教材と学びのコミュニティ」と題するパネル・ディスカッションが始まりました。</span></p>

<!--EndFragment-->


</span></div>]]>
        <![CDATA[<!--StartFragment-->

<p class="MsoNormal"><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">まずは、事務局からのご挨拶を兼ねて、飯田豊（福山大学／メル・プラッツ運営メンバー）が企画の趣旨を説明。今年は</span><span lang="EN-US"> iPad </span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin">や</span><span lang="EN-US"> Kindle </span><span style="font-family:
&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;
mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:minor-fareast;
mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">といった電子端末の相次ぐ発売にともない、「電子書籍」に対する期待（と不安）が格段に高まり、大きな議論が巻き起こっています。そんな中、学校教育における「デジタル教材」の導入に関する話題も盛んです。制作や流通のシステムのあり方など、業界の発想の枠組みで語られることが多いデジタル教材ですが、それによって教育が実践される現場＝"学びのコミュニティ"はいかにあるべきか、本格的な議論はまだ始まったばかりといえます。したがって、長年にわたって精力的に情報教育の実践研究に取り組まれてきた</span><span lang="EN-US">ICTE</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin">のみなさんと、「コミュニティからメディアを問う」という年間テーマを掲げているメル・プラッツとの対話の機会において、まさに時機を得た話題といえるのではないでしょうか。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"></span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">そして、内垣戸貴之さん（福山大学／</span><span lang="EN-US">ICTE</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin">）からは、古くは</span><span lang="EN-US">CAI</span><span style="font-family:
&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;
mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:minor-fareast;
mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">（コンピュータ支援教育）の成り立ちから、今まさに総務省が主導しているフューチャー・スクール推進事業までの動向を踏まえて、今日におけるデジタル教材の概説をおこなっていただきました。しばしば指摘されることとして、デジタル教材が充実すると、「知る」ということのハードルが下がる可能性が高いといえます。優れた映像教材の活用によって、知識理解が深まることのメリットは大きく、「知る」ことに費やしていた時間や労力を別のことに振り向けることができるようになります。そのひとつの方向性として、「学び」ではなく「学び合い」を前提とした学習の拡充が見込めるのではないか、と内垣戸さんは言います。ただし、こうした考え方は決して目新しいものではなく、デジタル教材に対する評価を踏まえながら、これまでの方法のどの部分を拡張しうるのか、しっかりと検討する必要があるというお話しでした。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family:
&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;
mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:minor-fareast;
mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin"></span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">続いて、田邊則彦さん（関西大学初等部／</span><span lang="EN-US">ICTE</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin">事務局長）からは、関西大学初等部における電子黒板の導入をひとつの事例として、デジタル教材の導入によって学習の何が変わり、そして何が変わらないのかということについてお話しいただきました。田邊さんが主張されているのは、各教師がオリジナル教材をみずから開発するだけでなく、コンテンツの共有と再利用を積極的におこなうことの重要性です。また、水越敏行先生の報告の中でも言及されていましたが、韓国でいち早く実施されている「デジタル教科書モデル事業」の展開は、今後のデジタル教材の導入のあり方を考える上で、注目しなければならない動きといえます。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"></span><span class="Apple-style-span" style="font-family: 'ＭＳ 明朝'; ">学校教育の現状を踏まえたお二人の報告を受けて、メディア・アーティストの杉本達應さん（福山大学）からは、ご自身が提唱されている「ハッカブル」という概念を手がかりに、創造的なデジタル教材のあり方に関する提案をしていただきました。杉本さんは、デジタルメディアを用いた創作ワークショップを、ソフトウェアの開発段階から手がけている稀有なアーティストで、その代表作のひとつ「ムービーカード」を例にあげて、いかなる条件のもとでデジタル教材が創造のツールになるのかを考察。それはまず、必ずしも事前に完全な仕様を決める必要がなく、参加者が独自の使い方を見つけ出していくことが望ましい、と杉本さんは言います。創造のツールとしてのメディアは、従来の教科書にパラパラマンガが描けるのと同様、ほどよい「すきま」があるものであり、表面に実装された機能の基底にある柔軟的な特質のことを、杉本さんは「ハッカブル」と呼んでいます。用意された機能を使いこなすことに追われ、道具に使われないようにするためには、「ハッカブル」に設計されたデジタル教材が必要というわけです。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin"></span><span class="Apple-style-span" style="font-family: 'ＭＳ 明朝'; ">そして最後に、林田真心子さん（東京大学大学院／メル・プラッツ運営メンバー）は、マスメディアの送り手研究に取り組む立場から、教育現場においてデジタル教材が実現するコミュニケーションの変容を、より広い日常生活におけるコミュニケーションとの相同性を指摘。昨今のメディア状況の変化を踏まえると、「送り手」と「受け手」という概念を二項対立的に考えることには限界があるように、教育現場に新しいメディアを導入する局面においては、「教師」と「生徒」という立場の違いを越えた学び合いの契機があるのではないかと、林田さんは指摘しました。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin"></span><span style="font-size:10.0pt;mso-bidi-font-size:12.0pt;font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-ascii-font-family:Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin;
mso-bidi-font-family:&quot;Times New Roman&quot;;mso-bidi-theme-font:minor-bidi;
mso-ansi-language:EN-US;mso-fareast-language:JA">その後、フロアに発言を開いたディスカッションにおいては、デジタル教材の検定のあり方から、学校外におけるメディアリテラシー教育の営みまで、実に幅広い観点からの議論が交わされました。今回は「学びのコミュニティ」という射程の広いテーマを掲げ、生徒どうしの学び合いという視座から、教師と生徒の学び合い、あるいは教室を飛び出して地域社会の全体を学びのフィールドとして捉える視座まで、多層的な「学びのコミュニティ」の可能性が浮き彫りになったのではないでしょうか。その分、議論が散漫になってしまった感は否めませんが、このテーマは今後も引き続き、</span><span lang="EN-US" style="font-size:10.0pt;mso-bidi-font-size:12.0pt;font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-theme-font:minor-latin;mso-bidi-font-family:&quot;Times New Roman&quot;;
mso-bidi-theme-font:minor-bidi;mso-ansi-language:EN-US;mso-fareast-language:
JA">ICTE</span><span style="font-size:10.0pt;mso-bidi-font-size:12.0pt;
font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin;mso-bidi-font-family:&quot;Times New Roman&quot;;mso-bidi-theme-font:minor-bidi;
mso-ansi-language:EN-US;mso-fareast-language:JA">のみなさんと一緒に考察していきたいと思っています。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-size:10.0pt;mso-bidi-font-size:12.0pt;
font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin;mso-bidi-font-family:&quot;Times New Roman&quot;;mso-bidi-theme-font:minor-bidi;
mso-ansi-language:EN-US;mso-fareast-language:JA">報告者：飯田豊（福山大学／メル・プラッツ運営メンバー）</span></p>]]>
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    <title>MELL EXPO 2010（2010年3月6日AMと7日AMのレポート）</title>
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    <published>2011-01-14T18:00:00Z</published>
    <updated>2011-01-15T15:56:42Z</updated>

    <summary>　今年のメル・エキスポでは、出展者や参加者の出会いと交流を促す「祝祭的」な場づく...</summary>
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        <category term="002)メル・エキスポの報告" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mellplatz.net/activities/">
        <![CDATA[<p>　今年のメル・エキスポでは、出展者や参加者の出会いと交流を促す「祝祭的」な場づくりを深めるため、メディア・エクスプリモとの協働で構想されたシステム「ネビュラ」を活用した実験的なワークショップ「エキスポ・トレール」が行われました。「ネビュラ（Nebula）」とは「星雲」の意味。人々の関係性を可視化し、アーカイヴ化するシステムです。3月6日午前中の「広場としてのメル、システムとしてのメル」から、7日午前中の「広場のつくり方とシステムの可能性：全体交流会＠福武シアター」へとまたがって行われた今回のセッションでは、「ネビュラ」と「エキスポ・トレール」の概要説明に引き続き、「全体交流会」がにぎやかに行われました。</p>
<p><strong>【ネビュラとは】<br /></strong>　最初にメルプラッツ・メンバーの水越伸さんから、「ネビュラ」の概要説明が以下のように行われました。<br />　メルプラッツが目指すプラッツ（広場）とは、参加者が主体的に関わり合い、交流し合えるような場、そしてそこから新しい発見や活動へのヒント、連携が生まれるような場です。そのためのあり方、つまり新しい出会いを媒介する「広場」の仕組みを、技術システムと文化プログラムとの関係を通じて構想したものが「ネビュラ」です。<br />　「ネビュラ」には二つの目標があります。一つは「日常的・機能的」な面にかかわるもの。そこでは交流を蓄積し、関係性を一覧できることが求められます。もう一つは「祝祭的・象徴的」な面にかかわるもの。そこでは関係性を俯瞰し、交流を組み替えることが求められます。これら二つの面から、メルプラッツが目指すプラッツを実装しようとしたものが「ネビュラ」です。</p>
<p><strong>【エキスポ・トレールとは】<br /></strong>　次にメルプラッツ・メンバーの鳥海希世子さんと林田真心子さん、そして今回のワークショップ・デザインを主導した水島久光さんから、「エキスポ・トレール」の概要説明が以下のように行われました。<br />　トレールとは人と人とのつながりを意味します。その関係性を可視化するために今回はエキスポの開催に先立って、45の質問項目から成る質問状を出展者のみなさんにお送りし、お答えいただきました。質問はそれぞれの活動や組織にかかわるものです。その答えを数値化し、重み付けすることによって、それぞれの出展者を以下の6つの軸上にマッピングすることが可能になります。</p>
<p>・自信がある～悩み深い<br />・大分経験を積んだ～これからだ<br />・恵まれている～恵まれていない<br />・しっかりかっちり～やんわりしなやか<br />・ノリだよ～結果だよ<br />・go ahead！～ change！</p>
<p>　これらの軸を「ネビュラ」システム上に表示することにより、しかもさまざまな軸を設定することにより、それぞれの出展者がどんな位置にいるかを確認し、他の出展者との距離感を表現することが可能になります。その説明とともに実演が行われました。</p>
<p><strong>【全体交流会】<br /></strong>　続いて出展者と参加者全員を巻き込み、「全体交流会」が以下のように行われました。<br />　まず1枚の紙が配られました。そこには上記の6つの軸のうち、「しっかりかっちり～やんわりしなやか」が縦軸に、「ノリだよ～結果だよ」が横軸に設定されている座標が印刷されています。その中の4つの象限のどこに自分が位置するかを出展者と参加者がそれぞれ確認します（出展者は質問状に基づいて確認し、参加者は自己申告します）。その結果、全員が4つのグループに分かれることになります。<br />　次にそのグループごとに全員が分かれて集まり、自己紹介し合います。その結果、自分と同様の経験をしている人たちと交流し、自分の立ち位置を確認するとともに、悩みや意見を他のメンバーと分かち合うことが可能になります。そうした「集団お見合い」が、あるグループではまじめに（特に「しっかりかっちりAND結果だよ」組）、またあるグループでは気ままに（特に「やんわりしなやかANDノリだよ」組）、それぞれのグループの特色を出しながら行われ、そうして出会いと交流の場がにぎやかに実現されました。</p>
<p>　「ネビュラ」は今後、市民メディアやさまざまなシンポジウム、地域の集まりなどで活用されることが期待されています。そこには技術システムと文化プログラムとの関係を通じて、出会いと交流を促す「祝祭的」な場づくりを進めていくことの一つの可能性が、ひいてはメルプラッツという活動の可能性そのものが集約されているといえるでしょう。そんなことを感じさせられたセッションでした。</p>
<p>（伊藤昌亮／愛知淑徳大学、メル・プラッツ運営メンバー）</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        
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    <title>第21回公開研究会報告「スポーツとメディア・リテラシー　スポーツという経験の共有をめぐって」</title>
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    <published>2011-01-06T09:03:34Z</published>
    <updated>2011-05-31T11:19:24Z</updated>

    <summary>■テーマ　：「スポーツとメディアリテラシー　　　　　　　　　　　　　 ～スポーツ...</summary>
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        <category term="001)公開研究会の報告" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mellplatz.net/activities/">
        <![CDATA[■テーマ　：「スポーツとメディアリテラシー<br />　　　　　　　　　　　　　 ～スポーツという経験の共有をめぐって」<br />■日　時　：2010年9月11日（土）14時～18時<br />■会　場　：東京大学本郷キャンパス工学部新二号館9階93b<br />■登壇者　：岡田朋之（関西大学）<br />　　　　　　忠鉢信一（朝日新聞社編集委員）<br />　　　　　　生駒義博（関西大学大学院）<br />　　　　　　[司会] 村田麻里子（関西大学）<br />■参加者　：43名]]>
        <![CDATA[　2010年9月11日東京大学工学部新二号館で「スポーツとメディア・リテラシー　スポーツという経験の共有をめぐって」と題して公開研究会が行なわれた。参加者43名。<br /><br />　ドーハの悲劇以降，スポーツ，ワールドカップをめぐるメディア環境は大きく変容したが，2010年は，冬季五輪，サッカーW杯，上海万博など，近代メディア・イベントに彩られた年であった。<br /><br />　研究会では, まず，関西大学総合情報学部の岡田朋之さんから, Blog, SNS, twitterなどの新たなソーシャル・メディアの登場，主催者／関係者による直接発信，あるいはジャーナリスト等による有料メルマガなどスポーツを取り巻くさまざまなメディアが登場してきた状況が紹介され，こうした新たなメディアが身近なものになってゆく一方で，マス・メディアがあおるセンセーショナルな報道と，受け手のニーズが乖離しているのではないかとの問題提起がなされた。<br /><br />　続いて、W杯の記事を南アフリカから送り続けた朝日新聞記者忠鉢信一さんから、記事の送信は，新聞においてはコアなサッカーファンに向けてにはなりえず，世の中で何が起きているのかを知りたいと思う知的関心を持つ人＝すなわちいわゆる一般的な新聞読者を対象として記事を送らざるを得なかったという経緯が報告された。また一方で，Twitterなどコアなファンによって成り立つメディアの普及もめざましいが，これら新しいメディアには読者に考える時間を与えないという欠点があること、またその場にいて中継をするだけでは見えてこない情報が山ほどあることなどが問題として提起された。メディアや情報があふれる社会の中では，ある事象を多角的に検討し，受け手の反応を含めて考察しながら記事にしてゆく技術こそが、ジャーナリストに求められているのであり，また新聞に求められていることでもある。新聞社としても，800万部の印刷能力そのものに固執することは今となっては意味がなく，情報を創りだしていくソフト能力を持つことがその使命であると述べられた。　<br /><br />　スポーツをめぐるブログやウェブサイトを自身で開設し，関西大学大学院博士後期課程に在籍する生駒義博さんからは，ご自身の活動を紹介していただきながら，スポーツファンの情報行動についての知見が報告された。ソーシャル・メディアの登場はこれまで観客だったファンに，メディア媒体を使って「語る」楽しみを与え，ブログ，SNS，twitterなどのネットメディアの空間で，記録欲求やコミュニケーション欲求，情報発信欲求などとあいまって，情報や経験が共有されるようになった。スポーツファンによるこれら新たなコミュニケーションは，単なるファン同士の楽しみを超え，メディア・ビジネスにも影響を与えている。twitterのつぶやきなどが雑誌に集約されて出版されたり，プロの書き手がtwitterのつぶやきを記事の構成の参考にしたりするという動きをもたらしてもいる。一方で，考慮すべき問題点として，ネット上の情報全体に言われていることではあるが，情報の信憑性が挙げられる。また，自分たちに望ましい情報環境を構築することによって，集団が分極化しているのではないかという問題提起もなされた。<br /><br />　会場からは，放映権が高騰する状況で，思うように視聴率がとれていない状況と世の中の盛り上がりとは落差があるというマス・メディア側からの指摘や，またOkadaジャパンをめぐる報道についての指摘や質問などが相次いだ。<br /><br />　その後4グループに分かれて自らの経験をもとにディスカッションが行われた。参加者からは，視聴者や読者から予定調和的なストーリーや因果関係を要求されるマス・メディアのジレンマ，日本におけるスポーツ討論番組の貧困，twitterの同調圧力や誤報に対する責任の負い方などについて意見が寄せられた。<br />報告者：小川明子（愛知淑徳大学／メル・プラッツ運営メンバー）]]>
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    <title>第19回公開研究会報告「コミュニティをつなぐテクノロジー」</title>
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    <id>tag:mellplatz.net,2010:/activities//7.220</id>

    <published>2010-08-28T01:48:26Z</published>
    <updated>2010-08-29T04:39:08Z</updated>

    <summary>■日　時　：2010年5月8日（土）14時～18時10分■会　場　：東京大学本郷...</summary>
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        <category term="001)公開研究会の報告" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mellplatz.net/activities/">
        <![CDATA[<p>■日　時　：2010年5月8日（土）14時～18時10分<br />■会　場　：東京大学本郷キャンパス工学部新二号館9階93b</p>
<p>■登壇者　：</p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://mellplatz.net/activities/upload_images/DSC_0096.jpg"><img alt="DSC_0096.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/assets_c/2010/08/DSC_0096-thumb-250x166-285.jpg" width="250" height="166" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></a></span><p>「ネビュラ」エキスポバージョン・プロジェクトチーム　水島久光（東海大学）　沼晃介（東京大学）</p>
<p>田中克明（東京大学先端科学技術研究センター特任助教）</p>
<p>橋本大也（データセクション株式会社／デジタルハリウッド大学）</p>
<p>堤智久（ローカル・ビズカフェ幹事／「つたえびと２」編集長）</p><p>[司会] 伊藤昌亮（愛知淑徳大学）</p>
<p>■共催　　：<a href="http://www.mediabiotope.com/projects/mediaexprimo/">メディア・エクスプリモ</a>（JST CREST研究「情報デザインによる市民芸術創出プラットフォームの構築」）</p>
<p>■概要　　：</p><p>　<b>概要報告アップがおそくなってごめんなさい！深くお詫びいたします。ここでトピックとなった「エクスポ・ネビュラ」（ネビュラ・エクスポバージョン）の後続活動として、</b><a href="http://medifes.net/"><b>武蔵野・三鷹メディフェス2010</b></a><b>（9月4日〜5日）において</b><a href="http://medifes2010.ai.rcast.u-tokyo.ac.jp/"><b>「メディフェス・ネビュラ」</b></a><b>を展開中です。ぜひアクセスしてに参加登録してください。下記の内容がよりよくわかっていただけるはずです。</b><a href="http://medifes2010.ai.rcast.u-tokyo.ac.jp/"><b>ここをクリック！</b></a></p><p>　2010年度のメル・プラッツは「コミュニティをメディアから問う」という年間テーマのもとに出発しています。5月はその最初の研究会。2006年度からスタートしているCREST研究、メディア・エクスプリモがメル・プラッツと協働し、メルエキスポ2010で実践した「エキスポ・ネビュラ」をの振りかえりをしつつ、「コミュニティをつなぐテクノロジー」をめぐって議論を進めました。</p><p></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://mellplatz.net/activities/upload_images/DSC_0075.jpg"><img alt="DSC_0075.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/assets_c/2010/08/DSC_0075-thumb-250x166-269.jpg" width="250" height="166" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></a></span><p></p><p>□「技術」の力で自由な視座を</p><p>　まず、「エクスポ・ネビュラ」のシステムを開発した沼晃介さん（メディア・エクスプリモ：東京大学特任研究員）と、その文化プログラムを担った一人である水島久光さん（メル・プラッツ：東海大学教授）のコンビから、メルエキスポでおこなわれたイベントと、そのからくりが説明されました。&nbsp;</p><p>　すなわち、エクスポ参加者の声を質問のかたちでどのように集めたのか、それをどのように分類したり、評価軸上に位置づけたのかといった、おもに入力部分のしくみを中心として、文化プログラムと技術システムをどのように相関させて「ネビュラ」を実現したかが解説されました。<br /></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://mellplatz.net/activities/upload_images/0002r6.jpeg"><img alt="0002r6.jpeg" src="http://mellplatz.net/activities/assets_c/2010/08/0002r6-thumb-250x176-271.jpeg" width="250" height="176" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></a></span><p>　今のウェブ技術が、ユーザー中心といいながらユーザーをシステムの仕様に縛り付けたり、システムに知らないうちに取り込んでしまうことの問題、クラウド・コンピューティングが新たなブラック・ボックス化や情報管理につながることへの批判などがなされ、「ネビュラ」は情報技術の力を借りて、人間が自由な視座を獲得するための仕組みとなるよう構想したということが語られました。</p><p><br /></p><p>□新たなコミュニティの創出へ</p><p>　その後、3名の登壇者からコメントがありました。</p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://mellplatz.net/activities/upload_images/DSC_0162.jpg"><img alt="DSC_0162.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/assets_c/2010/08/DSC_0162-thumb-250x166-277.jpg" width="250" height="166" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></a></span><p>　まず、当時沼さんと同じ堀浩一研究室に所属し、同じメディア・エクスプリモの一員である田中克明さん（現一橋大学助教、当時東京大学特任助教）から、同研究室が取り組んでいる「ディコンストラクション・エンジン」という知識支援、創造支援システムの方向性の説明がありました。&nbsp;</p><p>　そして今回の「エキスポ・ネビュラ」が、それぞれの出展者の自己紹介情報をもとに相互関係を可視化し、コミュニティを見出すという段階に留まっていたという指摘がありました。すなわち堀研究室の基本概念である「ディコンストラクション・エンジン」の理念に従えば、個別の出展者と自己紹介情報の結びつきをいったん切り離し、情報の自由な結びつきから新たなコミュニティを作り出すということまで射程に入れることができるはず。その観点から田中さんによって試作された「ネビュラ」のバージョンアップ版の一部が披露されました。</p><p>　続いてネット・メディアのウォッチャーであり、プロデューサーである橋本大也さん（データセクション株式会社／デジタルハリウッド大学）からは、集合知を可視化する内外のさまざまなシステムの紹介があり、参加者の興味を引きました。</p><p>&nbsp;　最後に、メルエキスポ2010に参加して「エクスポ・ネビュラ」を実際に活用してくれた堤智久（ローカル・ビズカフェ幹事／「つたえびと２」編集長）は、「つたえびと２」のあらましを紹介するとともに、「ネビュラ」のようなシステムで離れた地域の人々や活動がおたがいを知り、関わり合いを持つことが、今後の市民メディアにとってとても大切なことであるということを強調されました。</p><p>&nbsp;□参加型テクノロジーとしてのネビュラ</p><p>　その後は所用で退席した水島さんの代わりに、ネビュラの全体のとりまとめをしている水越伸（東京大学教授）が加わり、伊藤昌亮さん（メルプラッツ・オーガナイザー：愛知淑徳大学）の司会でディスカッションをおこないました。この中で水越は「ネビュラ」を発想した経緯と、基本的性格を素描しました。</p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://mellplatz.net/activities/upload_images/SN3J0110.JPG"><img alt="SN3J0110.JPG" src="http://mellplatz.net/activities/assets_c/2010/08/SN3J0110-thumb-250x187-281.jpg" width="250" height="187" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></a></span><p>　まず、個別の市民メディアやメディア・リテラシーの支援ツールとしてではなく、個別の営みを相互に関係づけ、全体のなかで俯瞰できるような仕掛けであるということ。しかも生真面目なアーカイブではなく、祝祭的でプレイフルな活動を誘引するものであること。情報技術をいたずらにブラックボックス化、オートマチック化せず、「コアシステム」は専門エンジニアの手によるものではあるが、それを活用するための「応用システム」は利用する一般の人々自身によってマニュアル操作できるような、いわば参加型のテクノロジーであること。</p><p>&nbsp;　最後に、相互関係を可視化し、大勢で眺めたり、操作することはエキスポ2010でおおむね成功し、今後他の場でも応用実践していきたいが、じつはそれは「ネビュラ」に今後盛り込みたい機能の一つに過ぎず、たとえば個人で遊んでみるためのしくみ、個別のワークショップを具体的に支援するためのしくみなどといった、他の現れ方を模索していき、より総合的な技術システムであり、文化プログラムであるようなものとして展開していこうとしているということも明らかにしました。</p><p>□祝祭的！</p><p>　これに対して橋本さんからは、「祝祭的」というのは面白い！という指摘がありました。たとえばメーリングリストで、100通目、2000通目といった切りのよい番号で自分が発言すること、つまり「キリ番ゲット」が異様に盛り上がること、うまく投稿できない人へのアドバイスでさかんにメールが飛び交うことなどを取り上げつつ、情報技術の使いにくさ、技術的制約が、かえって人々を集わせるのではないか。マネージされた混沌が必要なのではないか、そういうあたりを「ネビュラ」が目指すとすれば面白いのではないかということでした。</p><p>　堤さんからは、情報技術をただブラックボックスとして受け取るのではなく、自分たちで差配できるポイントをつくって関わることが大切だということ、メディア表現には祝祭性は不可欠だというコメントがありました。また「ネビュラ」を社員研修で用い、社内の多様性を再認識するのは楽しそうだという指摘も。</p><p>　田中さんからは、祝祭性や遊びを追求するならば、出展情報を出展者との結びつきから切り離し、情報の中身同士の自由な結びつきを遊びながら探求することでどのようなコミュニティが浮かび上がってくるかを試すべきではないか。それをやってみることが市民のメディア表現やリテラシーの新たな拡がりのためにも、知識支援、創造支援の工学としても興味深いはずだ語ってくれました。</p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://mellplatz.net/activities/upload_images/DSC_0103.JPG"><img alt="DSC_0103.JPG" src="http://mellplatz.net/activities/assets_c/2010/08/DSC_0103-thumb-250x166-283.jpg" width="250" height="166" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></a></span><p>　今回の研究会は、前半の報告が質問項目の成り立ちという、「ネビュラ」全体の一部の説明に焦点をあてたこともあり、かなりむずかしい内容だったといわざるを得ません。しかし後半のディスカッションを経ることで、その全体像がおおまかに理解されたようです。メディア・エクスプリモとメル・プラッツでは協働し、今後も、いろいろな機会に「ネビュラ」を実践し、より多くの人に使ってもらえる技術システム&amp;文化プログラムとして発展させていきたいと考えています。</p><p>　参加者は主催者の予想よりもかなり多く、70名を超えていました。</p><p style="text-align: right;">報告者：水越伸（東京大学／メル・プラッツ運営メンバー）</p><p></p>
<p>
</p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://mellplatz.net/activities/upload_images/20100508%20%E5%85%AC%E9%96%8B%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A3.JPG"></a>&nbsp;</span>]]>
        
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    <title>MELL EXPO 2010（EXPO全体のレポート）</title>
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    <published>2010-03-06T20:00:00Z</published>
    <updated>2011-02-05T10:35:06Z</updated>

    <summary><![CDATA[  &nbsp;MELL EXPO 2010は3日間で約250名ものご参加をいた...]]></summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mellplatz.net/activities/">
        <![CDATA[<p> </p><div><!--StartFragment-->

<p class="MsoNormal"><img class="mt-image-none" alt="mellexpo2010 china.JPGのサムネール画像" src="http://mellplatz.net/info/assets_c/2010/03/mellexpo2010%20china-thumb-250x187-248.jpg" height="187" width="250" />&nbsp;<a href="http://mellplatz.net/info/upload_images/mellexpo2010%20session2.JPG" style="text-decoration: underline;"><img class="mt-image-none" alt="mellexpo2010 session2.JPG" src="http://mellplatz.net/info/assets_c/2010/03/mellexpo2010%20session2-thumb-250x187-254.jpg" style="border-width: 0px;" height="187" width="250" /></a></p></div><div><span lang="EN-US">MELL EXPO 2010</span><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝';">は</span><span lang="EN-US">3</span><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝';">日間で約</span><span lang="EN-US">250</span><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝';">名ものご参加をいただき、メディア表現やリテラシーに関わる、さまざまな人と人との出会いが生まれました。出展者のみなさま、そして参加者のみなさま、本当にありがとうございました。<br /><br />■日時　：2010年3月5日（金）〜7日（日）<br />■会場　：東京大学大学院情報学環福武ホール<br />　　　　　地下鉄丸の内線・大江戸線[本郷三丁目駅]から徒歩6分<br />　　　　　地下鉄南北線[東大前駅]から徒歩8分<br />■主催：<a href="http://mellplatz.net/">メル・プラッツ</a>、<a href="http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/">東京大学大学院情報学環</a><br />■協力：<a href="http://www.mediaexprimo.jp/">メディア・エクスプリモ</a>「情報デザインによる市民芸術創出プラットフォームの構築」<br />　　　　　（科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業）<br />　　　　ろっぽんプロジェクト「放送局と市民の協働的メディア・リテラシー活動の体系的構築」<br />　　　　　（東京大学＆テレビ朝日 共同研究プロジェクト） <br />■出展者 51組<br />■参加者 約250名<br /></span><p><!--EndFragment--></p>

</div>]]>
        <![CDATA[<p><!--StartFragment--></p>

<p class="MsoNormal"></p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="margin-top: 0px; margin-right: 0px; margin-bottom: 0px; margin-left: 0px; border-top-width: 0px; border-right-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; border-style: initial; border-color: initial; padding-top: 0px; padding-right: 0px; padding-bottom: 0px; padding-left: 0px; font-size: 1em; font-weight: normal; border-style: initial; border-color: initial; display: inline; "><a href="http://mellplatz.net/info/upload_images/mellexpo2010%20nebula.JPG" style="text-decoration: underline; "><img class="mt-image-none" height="187" alt="mellexpo2010 nebula.JPG" src="http://mellplatz.net/info/assets_c/2010/03/mellexpo2010%20nebula-thumb-250x187-249.jpg" width="250" style="border-top-width: 0px; border-right-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; border-style: initial; border-color: initial; border-style: initial; border-color: initial; border-style: initial; border-color: initial; border-style: initial; border-color: initial; " /></a>&nbsp;</span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="margin-top: 0px; margin-right: 0px; margin-bottom: 0px; margin-left: 0px; border-top-width: 0px; border-right-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; border-style: initial; border-color: initial; padding-top: 0px; padding-right: 0px; padding-bottom: 0px; padding-left: 0px; font-size: 1em; font-weight: normal; border-style: initial; border-color: initial; display: inline; "><a href="http://mellplatz.net/info/upload_images/mellexpo2010%20kaeru.JPG" style="text-decoration: underline; "><img class="mt-image-none" height="187" alt="mellexpo2010 kaeru.JPG" src="http://mellplatz.net/info/assets_c/2010/03/mellexpo2010%20kaeru-thumb-250x187-251.jpg" width="250" style="border-top-width: 0px; border-right-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; border-style: initial; border-color: initial; border-style: initial; border-color: initial; border-style: initial; border-color: initial; border-style: initial; border-color: initial; " /></a></span><p></p><p class="MsoNormal"><br /></p><p class="MsoNormal"><span lang="EN-US">MELL EXPO</span><span style="font-family:
&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;
mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:minor-fareast;
mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">は今年で</span><span lang="EN-US">3</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">回目。<a href="http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/">東京大学情報学環福武ホール</a>を舞台に、三日間にわたって盛大に催されました。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span lang="EN-US">MELL EXPO</span><span style="font-family:
&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;
mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:minor-fareast;
mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">の中核のひとつは、魅力的なパネルセッションの数々です。</span><span lang="EN-US">3</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">月</span><span lang="EN-US">5</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">日（金）のオープニング・セッション「</span><span lang="EN-US">21</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin">世紀メディア論：日本型メディアの乗り超え方」では、シネカノン代表の李鳳宇さん、インフォバーン</span><span lang="EN-US">CEO</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin">の<a href="http://kobahencom.weblogs.jp/">小林弘人さん</a>をゲストにお招きし、メル・プラッツ運営メンバーの<a href="http://web.mac.com/shinmizukoshi/">水越伸さん</a>（東京大学）、本橋春紀さん（放送倫理・番組向上機構）とともに、今日の日本におけるメディア環境の課題と展望を語り合いました（→レポートは<a href="http://mellplatz.net/activities/expo/000221.php">こちら</a>）。</span></span></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span lang="EN-US">6</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-ascii-font-family:Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:
&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;
mso-hansi-theme-font:minor-latin">日（土）の午後のセッションは「オルタナティブ・メディア・プラクティス</span><span lang="EN-US"> --</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin">映像交流授業の試みから」。全国各地の教育機関のあいだで映像制作を通じた交流をおこない、地域イメージとメディアの関係について考えている<a href="http://www.local-mysteries.net/">「ローカルの不思議」</a>という実践教育プロジェクトが実践報告。それを受けて、文化人類学者の飯田卓さん（国立民族博物館）と学習環境デザインが専門の<a href="http://blog.iii.u-tokyo.ac.jp/ylab/">山内祐平さん</a>（東京大学）を交えたディスカッションを繰り広げました。</span></span></span></span></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">メル・プラッツはこれまで、メディア表現やリテラシーをめぐる実践に"遊び"の要素を取り入れ、メディアに対する自明性を揺さぶることを大事にしてきており、いずれのセッションもそうした指向性にもとづいて議論が展開されていました。この催しを"シンポジウム"と言わずに、当初から万国博覧会（＝</span><span lang="EN-US">EXPO</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin">）をモチーフとしている所以もここにあります。</span></span></span></span></span></span></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">そして、この祭りの最大の見どころは、マスメディアから市民メディア、学校教育からアートまで、国内外でメディア表現やリテラシーに関わる多様な人びとが一堂に会して、恒例の（！）ダンボール製パネルを用いたプレゼンテーションを展開することです。</span><span lang="EN-US">EXPO</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin">の初日、お馴染みの出展者にとってダンボールの扱い方は手慣れたもので、今年初めて参加する方々をサポートして下さって、みるみるうちに出展ブースが出来上がっていきました。</span></span></span></span></span></span></span></span></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">昨年の</span><span lang="EN-US">MELL EXPO</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin">では、会場に集まったみなさんの関心や活動を互いに知り、交流を深めるための仕掛けとして、メディア・エクスプリモの「ケータイ・トレール！」というプログラムを導入していました。そして今年は、出展者や参加者の出会いや交流を促す「祝祭的」な場づくりをさらに深めるため、メディア・エクスプリモと協働で「ネビュラ」というシステムを構想し、これを交流の仲介役として活用する実験的なワークショップをおこないました。メディア表現やリテラシーに関する営みが各地に播種し、豊穣に芽吹いている現在、互いの交流のための場を提供するだけではなく、新しい発見や連携が生まれるような土壌を耕作する実践こそが、いまやメル・プラッツの存在意義であるといっても過言ではありません。</span><span lang="EN-US">EXPO</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin">のためにチューンナップされた「ネビュラ」は、単に出展者の個々の営みを集約し、関係性を可視化するためだけの技術ではなく、メル・プラッツという文化的営みと相互作用しながら育まれていく、いわば技術と文化の複合体といえます（この「ネビュラ」は</span><span lang="EN-US"><a href="http://mellplatz.net/info/study/000217.php">5</a></span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin"><a href="http://mellplatz.net/info/study/000217.php">月</a></span><span lang="EN-US"><a href="http://mellplatz.net/info/study/000217.php">8</a></span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin"><a href="http://mellplatz.net/info/study/000217.php">日の公開研究会</a>で改めて詳しく紹介されます）。</span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">総括セッションで、</span><span lang="EN-US">2009</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin">年度のオーガナイザーを務めた本橋春紀さんは、「ちょうど</span><span lang="EN-US">10</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;mso-ascii-theme-font:
minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:minor-fareast;
mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">年が経った」という感慨を述べました。日本マス・コミュニケーション学会でメディア・リテラシーに関するワークショップが催され、そしてメル・プラッツの前身であるメル・プロジェクトが立ち上がってから、今年でちょうど</span><span lang="EN-US">10</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin">年という意味です。日本民間放送連盟がメディア・リテラシーの取り組みを始めたのも同じ頃で、インターネットやケータイが大衆化したのも、この</span><span lang="EN-US">10</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin">年のあいだの出来事といえます。今日まで長年にわたって実践を積み重ねてきた「ローカルの不思議」プロジェクトを総括的に振り返るとともに、「ネビュラ」という新しい試みに踏み出したことは、いずれもこの節目の年に相応しいものだったのではないでしょうか。</span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">そして最後に、</span><span lang="EN-US">2010</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin">年度のオーガナイザーを務める伊藤昌亮さん（愛知淑徳大学）は、これからのメル・プラッツについて、今の"星雲"のかたちを活性化させたり、中心を複数化させたりすることが必要ではないかと述べました。まずは第一に、今日の大きなメディア状況を問うこと。メディアをめぐる状況が百年に一度の転換期にあるかもしれないという、非常に大きな視座のなかで今の状況を問うことが重要です。問うからには答えなければなりませんが、それは決して容易ではありません。答えるためのヒントを提示したり、答えるための活動を確認したりすることが、メル・プラッツの役割として大きいのではないか、と伊藤さんは言います。そして第二に、具体的にどこから答えていくのかといえば、地域のリアリティ、地域のメディア実践の中にある可能性に目を向けることが、大きな問いに答えていくための活動といえるのではないでしょうか。この両面展開でメル・プラッツを活性化していきたい、と伊藤さんは締めくくりました。</span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
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minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
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minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
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minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
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minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
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minor-latin"><span class="Apple-style-span" style="font-family: arial, helvetica, hirakakupro-w3, osaka, 'ms pgothic', sans-serif; "><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
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minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">なお、今年の</span><span lang="EN-US">MELL EXPO</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin">では、<a href="http://shonan.tv/">湘南市民テレビ局</a>の鈴木忠夫さんのご尽力によって、シアターでおこなわれたセッションを</span><span lang="EN-US"><a href="http://www.ustream.tv/channel/mell-expo-2010-主催-メル-プラッツ">Ustream</a></span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin"><a href="http://www.ustream.tv/channel/mell-expo-2010-主催-メル-プラッツ">中継</a>しました。活字のレポートはこうしてウェブに掲載していますが、メル・プラッツの活動展開に関しては来年度以降、</span><span lang="EN-US">twitter</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;
mso-fareast-theme-font:minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:
minor-latin">や</span><span lang="EN-US">Ustream</span><span style="font-family:
&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;mso-ascii-theme-font:minor-latin;
mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:minor-fareast;
mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">以降のメディア状況と、"広場"という比喩との折り合いのつけ方を、しっかりと考えなければならない時期にきているように思います。</span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></span></p>

<p class="MsoNormal"><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-ascii-font-family:Century;
mso-ascii-theme-font:minor-latin;mso-fareast-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;;mso-fareast-theme-font:
minor-fareast;mso-hansi-font-family:Century;mso-hansi-theme-font:minor-latin">（<a href="http://www.iida-lab.org/">飯田 豊</a>／福山大学、メル・プラッツ運営メンバー）</span></p>

<p><!--EndFragment--></p>]]>
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    <title>MELL EXPO 2010（2010年3月6日PMのレポート）</title>
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    <published>2010-03-05T22:00:00Z</published>
    <updated>2011-02-05T14:54:30Z</updated>

    <summary>オルタナティブ・メディア・プラクティス--映像交流授業の試みから　メルエキスポ2...</summary>
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        <category term="002)メル・エキスポの報告" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mellplatz.net/activities/">
        <![CDATA[<div><b>オルタナティブ・メディア・プラクティス--映像交流授業の試みから</b></div><div><br /></div><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="100306local1.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/100306local1.jpg" width="200" height="150" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span><div>　メルエキスポ2010の2日目の午後に開かれた「オルタナティブ・メディア・プラクティス--映像交流授業の試みから」セッションでは、メルプラッツの複数の運営メンバーが地域イメージの脱構築を目指し2003年から取り組んでいるメディア教育実践「ローカルの不思議」プロジェクトの報告と、「フィールド」をテーマにパネルディスカッションを行いました。</div><div>【あいさつ】</div><div>・北村順生（KITAMURA Yorio：新潟大学）</div><div>【「ローカルの不思議」実践報告】</div><div>・小川明子（OGAWA Akiko：愛知淑徳大学）</div><div>・稲垣忠（INAGAKI Tadashi：東北学院大学）</div><div>・坂田邦子（SAKATA Kuniko：東北大学）</div><div>・崔銀姫（CHOI Eunheui：佛教大学）</div><div>【パネルディスカッション「メディア実践における『フィールド』を考える」】</div><div>・飯田卓（IIDA Taku：国立民族博物館）</div><div>・山内祐平（YAMAUCHI Yuhei：東京大学）</div><div>＜司会＞境真理子（SAKAI Mariko：桃山学院大学）</div><div><br /></div><div>　最初に北村順生さんから「ローカルの不思議」プロジェクトのこれまでの経緯について話しがあった後、小川明子さんによる実践内容の説明があり、続いて、稲垣忠さんが交流学習としての視点から、坂田邦子さんが文化的実践としての視点から、それぞれ活動の考察を行いました。後半は、崔銀姫さんによる問題提起を受け、文化人類学者の飯田卓さん、学習環境デザインを専門とする山内祐平さんをパネリストに迎え、ディスカッションを行いました。</div><div><br /></div><div><b>◇「ローカルの不思議」実践報告</b></div><div>　「ローカルの不思議」は、地域のステレオタイプイメージに気付き、それを乗り越えた地域表象のあり方を考える交流型のメディア教育実践プロジェクトです。具体的には異なる地域の大学・高校がパートナーとなり、相手の地域に抱いているイメージを交換し、他者の眼差しを意識した上で、自分達の地域を紹介するクイズ形式の映像を制作します。2003年から7年間に渡り毎年実施され、これまでに大学14校、高校6校が参加、160作品が作り出されてきました。</div><div><br /></div><div>　●プロジェクトの概要</div><div>　プロジェクトの説明を担当した小川明子さんはまず、ハデ婚と言われる名古屋の結婚式は実は少ないお金で豪華に見せる工夫がされているという内容を紹介する愛知淑徳大学の作品「モリコロNEWS」を見せた上で、目的やカリキュラムについて次のように報告しました。</div><div>　＜小川さんの報告＞</div><div>　プロジェクトを立ち上げた背景には、東京一極集中的なマス・メディア環境において、地域表象はステレオタイプ的に扱われるか、あるいは全く扱われないという問題意識がある。実践の目的は（１）マス・メディアによるステレオタイプ的な地域表象（イメージ）とは異なるオルタナティブな地域像の呈示、（２）水平的な地域間コミュニケーション回路の模索である。教育実践としては（１）地域文化や表象についての学び、（２）メディア・リテラシー的学び、という2種類の学びを埋め込んでおり、カリキュラムは「自己紹介ビデオの制作」→「イメージマップの制作」→「クイズ映像の制作」→「交流」という流れで進む。「イメージマップ」とはパートナー校の地域イメージについて、「時事問題」「自然・地理」「歴史・伝統」「生活・習慣」に関して思い浮かぶ言葉を模造紙に書き込んでいくものであり、それぞれのイメージがどこからもたらされたか「マスメディア」「教科書」「実体験」「インターネット・観光ガイド」について色分けして記入する。学生は送られてきたイメージマップを見て他者の眼差しに気付き、「相手」と「自分」との差異を想定した上で映像制作に取り組む。今後の展開としては、ケーブルテレビでの上映やまちづくりワークショップでのカリキュラムの活用など地域社会との連携や、立ち上げ当初試みていた国と国の異文化理解を扱うグローバルな試みについても再挑戦していきたい。</div><div><br /></div><div>　●交流学習、文化実践　2つの視点からの考察</div><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="100306local5.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/100306local5.jpg" width="200" height="150" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span><div>　稲垣忠さんは「出会って比べて再発見！　交流学習による学びを考える」というタイトルで交流学習としての視点から「ローカルの不思議」をふり返りました。</div><div>　＜稲垣さんの報告＞</div><div>　交流学習には（１）お互いを知り、仲良くなることが目的の「交流体験」、（２）お互いの学習を深めるために比較・検討する「実践報告」、（３）調査、栽培など同じ活動をして比較する「共通活動」、（４）１つのモノ・企画等をいっしょに作り上げる「協働制作」といった活動があり、「ローカルの不思議」でもこれら複数の学びの要素が実践されている。様々な大学・高校の授業やゼミで実施されており、専門分野も担当科目も異なる中で進めるため、共通カリキュラムとしての学習目標は、映像表現・作り方をメディア・リテラシーの視点から学ぶこと、地域イメージに関して異なる文脈、背景を持つ相手に伝えること、という最低限に抑えている。「自己紹介ビデオの撮影と交換」「イメージマップによる交流」「作品制作」「上映・交流会」「ふりかえり」という活動の流れと制作物の形式を共通化し、具体的な指導は各教員に委ねられる。学習交流の価値は、明確な相手に伝える、先生のために学ぶのではなく自律的な学びと表現を見つめ直す機会を学生にもたせられることである。作品の質を高めていくための課題としては、生活世界が決して広くはない中で、大学生がテーマをどう選んでいくのか、どこまで掘り下げて調べられるのか、表現技法と内容のバランスをどうとるか、などを考えていくこととがあげられる。</div><div><br /></div><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="100306local2.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/100306local2.jpg" width="200" height="150" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span><div>　「違う！でもこれって本当の私たち？―オルタナティブな文化表象を考える」という題目で、坂田邦子さんは文化的実践としての分析・考察を次の点から行いました。</div><div>　＜坂田さんの報告＞</div><div>　報告するのは他者のまなざしを意識する過程としての「イメージマップの分析」、自己の文化表象を模索する過程としての「クイズ作品の分析」、自己と他者の関係性を再構築する過程としての「交流会の考察」の3点である。イメージマップについては、これまで2005年度～2009年度の5年間に渡り毎年実践を重ねてきた愛知、群馬、新潟、宮城について作成されたものを対象として分析した。一番書き込まれた言葉は、愛知が名古屋城・しゃちほこ、群馬が温泉、新潟が米関連、宮城は牛タンだった。実践では交流相手のイメージマップを作る他に、自分たちの地域についても作成するが、自分達があげるキーワードの数に比べて、他者が書くとキーワードの種類は圧倒的に少なくなる。また他者のイメージの多くはメディアからもたらされるということがマップから読み取れた。更には群馬のマップでは、イメージがほとんど書き込まれない、そもそも表象されない、という状況があった。イメージマップは「他者のまなざし」を可視化し、自他間のイメージギャップを明らかにする。</div><div>　制作されたクイズ映像は、TYPE1「ステレオタイプにのっかる」、TYPE2「ステレオタイプをずらす」、TYPE3「オルタナティブを表現する（１）」、TYPE4「オルタナティブを表現する（２）」と分類できる。TYPE1の映像は他者のイメージをそのまま強めたり、深めたり、詳しく説明するものであり、TYPE2はイメージに対して釈明したり、異なる角度や視点を示すものである。TYPE3はプロジェクト上の他者にとってはオルタナティブだけれど自己にとっては既存のイメージを伝えるもので、TYPE4は全く新しいイメージを呈示するものである。最も多く制作された映像はTYPE3だった。TYPE4は自然に生まれず何らかの「介入」があったように思われる。また、単純にオルタナティブイメージを呈示しても新たなステレオタイプを生み出すだけになりかねない。</div><div>　交流会の役割は、他者に出会い、自己を振り替えることで、他者との関係性を考えるという点にある。プロジェクト全体のまとめとしては、オルタナティブを生み出すために「戦略的介入」が必要であり、また課題として、自己のオルタナティブなイメージを呈示しても他者が受け入れなければステレオタイプは変わらないことがあげられる。</div><div><br /></div><div><b>◇問題提起とパネルディスカッション</b></div><div>　崔さんは「ジレンマを語り合おう～『フィールド』から考えるオルタナティブ・メディア・プラクティス」と題して、「オルタナティブな文化表象の生産は可能なのか？」「『フィールド』と実践者との立ち位置の多重性」「『実践』と日常との距離感」という3点の問題提起を行いました。</div><div><br /></div><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="100306local4.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/100306local4.jpg" width="200" height="150" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span><div>　パネリストの飯田卓さんはまず、ジレンマの中から次の実践を考えていけるのではないかとコメントされ、自身の務める国立民族学博物館の展示も、イメージを再呈示する（re-presentation）文化表象であり、類似の問題を抱えていると言うことができると話されました。例えば30年近く続いていたアフリカの展示を更新する際に考えたこととして、オーディエンスが期待してしまうアフリカ像がある中で、既存のアフリカ像を単に再呈示（re-present）するのは問題で、一方オルタナティブイメージばかりを伝えればいいわけでもなく、飯田さん自身は今あるものから少しずつ広げていきたいと話されました。また、「ローカルの不思議」について、単なる表象を扱っているというよりは交流としてのダイナミックな実践の面白さを指摘されました。また「フィールド」についてのコメントとして、フィールドは空間的な知見から定義されがちであるが、その場には時間的な深みがある。人類学の大事な事はフィールドにおける時間の深みを体得することであり、そこからフィールドの多重性や実践の立ち位置の多重性を考えていけるのではないか、と指摘されました。</div><div><br /></div><div>　山内祐平さんは実践の持続と展開において「持続のための評価・展開のための変化」が重要とコメントされました。持続のためには「（学習半ばで行う）形成的評価で改善し、総括的評価で意義を表現する」ことが重要と述べ、展開のための変化についてはリプリケーター（自己複製子）という概念を用いて説明されました。例えば、他者の実践に関心を持って、自分もやってみようとする際に、遺伝子のようなアイディアの核となる情報「ミーム」が化けてしまう可能性もある。展開には変化を許容し、新しい息吹を吹き込むことが肝要であると指摘されました。また、学習において最も困難な課題である転移については、ワークショップに留まらない実践共同体の次元が重要であり、コミュニティの中での持続可能な会話によって、ステレオタイプなり転移なりが担保される、と述べられました。人が変わるのには手間、時間がかかり、その段階は「知識＜思考（高次的思考）＜態度＜行動」と進む。知識は変わりやすいので入り口には良いが、高次の変容には葛藤経験が必要で、実践を文化にするにはさらに積み重ねが必要である、と話されました。</div><div><br /></div><div>　パネリストの発言を受け、ディスカッションでは主にコミュニティビルディングのあり方が議論されました。交流をきっかけに表象の構造を見つめ直し、それが変わりうるものとして試みられている「ローカルの不思議」プロジェクトだが、授業の中だけで閉じてしまい、新しい表象を生み出すというよりは、扱うことに留まってしまう面もある。先輩、後輩のつながりや、例えば、イギリスのプロジェクト学習ではNPO、博物館、中等教育、など他の機関との連携している形もあり、ジレンマの先に新たな枠組みを設定できるのではないか、などの意見が出されました。また、実際に「ローカルの不思議」では大学生がファシリテーターとなる高大連携の取組みも行われ始めており、これはコミュニティビルディングに向けた次の展開ではないか、との発言もありました。</div><div><br /></div><div>　<b>　　　　◇</b></div><div><br /></div><div>　7年間に渡る実践の積み重ねが厚みのある報告、議論を生み出したように感じました。リプリケーターやミームという言葉で一つの実践がいかに文化へ、社会へと浸透していくことができるのかという議論が展開されましたが、それがまさにメルプロジェクトで提案され、メルプラッツが具現化しようとしているメディアビオトープのチャレンジなのだと思います。私自身「ローカルの不思議」の実践には2009年より参加させていただいているのですが、他地域の大学生と対話しつつメディア制作を行うという基本デザイン自体に、通常の授業では困難な教室の外にはみ出した学び、メディア実践のコミュニティビルディングの種を持っていると感じています。また、授業の打ち合わせや報告会などを通じて学習者と異なる位相の担い手である教員同士のコミュニティは、組織や地域を越え、確実に形成されており、報告にもありましたが放送局やミュージアム、NPO、他の教育機関などの広がりのある地域社会との結びつきを実践の諸相において一つひとつ実現していくことが大事なように思いました。</div><div>（土屋祐子／広島経済大学、メル・プラッツ運営メンバー）</div><div><br /></div>]]>
        
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    <title>MELL EXPO 2010（2010年3月5日のレポート）</title>
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    <published>2010-03-04T21:00:00Z</published>
    <updated>2011-02-05T02:35:51Z</updated>

    <summary>　春を予感させるような暖かな日となった3月5日、メルエキスポ2010が開幕しまし...</summary>
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        <name>admin</name>
        
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        <category term="002)メル・エキスポの報告" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<div>　春を予感させるような暖かな日となった3月5日、メルエキスポ2010が開幕しました。平日の夕方にもかかわらず、大勢のギャラリーが詰めかけました。オープニング・セッションは「21世紀メディア論：日本型メディアの乗り超え方」と称し、シネカノン代表の李鳳宇さん、インフォバーンCEOの小林弘人さん、そしてメルプラッツメンバーの水越伸さんがパネリストとして登壇しました。企画にあたっては、日本型ともいえる今のメディア状況――すなわち日刊紙や民放キー局の経営は危機を迎え、一方で、ネットやケータイは有害情報源と批判されたり、産業的にはガラパゴス化していると揶揄されている――をいかにして乗り越えていくかについて考えたいというメルプラッツの眼目がありました。</div><div>&nbsp;</div><div>【李さんのお話】</div><div>　民事再生中の渦中にこんなところにきてよいのかとも思うが、久々に世の中に出てきた気分。メディアの一環である映画について自分の経験から話したい。</div><div>映画は現在大きな変化を迎えつつある。映画が出て、DVDでの二次利用、テレビの放送、そして出版へと広がっていくのが「商品道」だが、映画はまさにその入り口。ところが、日本ではその入り口に現在大きな偏りがみられる。たとえば昨年日本で一番売れた映画はテレビ局が出資した『ルーキーズ』だが、一人勝ちしている。（テレビ）映画の制作、編成、営業が一体となった成功で、放映時間は合計100時間以上になる。電波は公共のものなのに、総務省がこれを平気で許可する状況に少し危機感を覚える。こういうテレビ局のスタイルに、通常のやり方では太刀打ちできるわけはない。</div><div>　たとえば『パッチギ』はテレビ朝日で5000万円で広告を打った。ヒロインの「朝鮮人になれる？」という台詞を流したかったが、自分がスポンサーであるにもかかわらず、許可が下りなかった。</div><div>　テレビ局がつくる映画とはどんな映画かといえば、企画書まわしてみんなが反対しないもの。したがって、監督を誰にするかはキャスティングや主題歌を決めたあとの、最後の段階。クリエイティブな側面がどんどんなくなり、当然ながら新しい俳優は発掘されない。その意味では、映画産業はあるけど映画文化はないのではないだろうか（日本で大ヒットした映画は、海外では誰も知らない）。</div><div>　ところで、映画は新聞というメディアが現在置かれている状況とよく似ている。新聞は、テレビに比して広告収入が低く、販売所を通じて売り、部数を伸ばさなくてはいけない。映画も中間業者の多さ、マージンの多さなどは新聞の仕組みによく似ており、縄張り意識がある映画館を通じて、ある特定の地域・客の維持をしている。さらに、インターネットの影響が大きいという点でも新聞と似ている。もしネットでみても映画が成立すると、映画業界の衰退はますます激しくなる。その意味では、映画はネットでいかに課金するかを考えて行かなくてはいけないだろう。</div><div>　現在の映画の置かれている状況に関して、今自分が言いたいことを述べた。</div><div>&nbsp;</div><div>【小林さんのお話】</div><div>　私はもともと書籍の編集者（wiredなどを創刊）で、最近はウェブメディアを立ち上げている。現在は「誰でもメディア時代」。ネットという水平線にこぎ出してしまったら、どのプレイヤーも全く同じ線上に並ぶ。すると、たとえば豆腐屋AとBとで差異化を図るには、情報量の差なのだが、このことに気がついてないのはオールドメディアの人たち。自分たちの敵が、自分たちと同じ構造をもつとは限らない。</div><div>　私はこのようなミドルメディア（小資本、個人、アグリゲーターを含む）の話をしたい。検索エンジンはメディアを資本力や過去の名声で差別しない。さらに、無人系ウェブメディアなど、人間がやっていないアグリゲーターもある。編者のいないCGM系メディアでは、メディア側でいちいちコンテンツを組成せず、ユーザーがしたり、自動的にコンピュータが集めてくる場合もある。</div><div>　こういうことを本で書くと、先進的すぎるなどといわれるが、そんなことはなく、既にもうはじまっている（たとえば、パンドラというインターネットラジオ局では、自分のよく聴く曲を分析し「あなたこういうのが好きでしょう」と推薦してくる）。</div><div>さらに、メディアの空間拡張によって期待される役割にも変化が起きている。従来のメディアでは、コミュニティは外にできる。しかし、ネット上のメディアはコミュニティを抱え込むことができる。コミュニティは完全にメディア内に内在する。その意味で言えば、メディアの資本とは、形状ではなく、コミュニティである。そして、コンテンツはコピーできるが、コミュニティはコピーできない。価値はそのメディアに集うコミュニティにあり、メディア・ビジネス専業者は、それを換金化する。あるいは換金化しないで、共益化させることもできる。それが「オープンソース出版」である。</div><div>　そこで、最後にオープン出版宣言（バージョン1.2）をして終わりたい。</div><div>１）出版は出版社だけに行うものではない。出版とはパブリッシング</div><div>２）出版は本を印刷し、書店に並べることのみを指さない</div><div>３）新しい出版流通のプロトコル（手順）は多様である</div><div>４）新しい出版の換金化手段は多様である。オールドメディアは単純な課金制度しかない</div><div>５）新しい情報には、アクセスできる情報とそれ以外がある</div><div>６）新しい出版には、課金型か無料かの2種類ある。両方兼ね備える場合もある</div><div>７）新しい出版人は公益も考え、責務と良心をオールドメディアから継承すべき</div><div>&nbsp;</div><div>【水越さんのお話】</div><div>　今回は、ここ20年間メディアの前線にいて、活躍しているお二人を呼んだ。しかもかたや映画で、かたやウェブ。僕の専門はメディア論だが、96年に放送大学のテキスト『メディア論』ではメディア論として5点のポイントを挙げた。メディアに関わっている人は、現在それをみたら当たり前のことだというかもしれないが、その割には業界で小さな縄張り争いをしているだけのようにみえる。もっとメディアの在り方に主体的に関わっていく責任があり、コミュニケーションの「媒（なかだち）」についてきちんと考える義務がある。歴史を歴史だけで語る研究者や、業界の話だけをする業界人ではだめだ。</div><div>　あれから10年経って日本を見渡すと、覚醒した個人が各地で沢山生まれており、そのネットワークもかなりできた。広場やコミュニティも出来た。</div><div>　では、主流マスメディアはどうか。現体制の構造体はトランジット（遷移）しうるのか。それとも新しいメディアが取ってかわるのか。どのような新しいメディア環境がありうるのか。</div><div>　ひとつには日本的なメディア環境の困難というのがあるのではないだろうか。たとえば新聞を例に取ると、海外では20～30万部で大きなメディアを意味するが、日本ではそれは地方規模で、大きいものは1000万部にも。一方で、1億2000万人という日本の中で、閉じている日本のウェブ社会がある。これだけ「肥大化」ばかりしたものを小さくするのは難しい。</div><div>　そこで、21世紀メディア論のポイントはなんであろうか。</div><div>・日常生活実践をこまやかにみつめ、対象化する。</div><div>・技術中心主義にならず、技術と関わり続ける。</div><div>・グローカルに（グローバルにではなく）拡大する格差に絶えず目をこらす。</div><div>・分析的・批判的でありつつ、実践的、能動的でいる。</div><div>　仮にテレビ局が目先だけ儲けても、それはめぐりめぐって日本のためにならない。日本の中に閉じこもっているということをそもそもやめなくてはならない。メディアの歴史をみつめ、その未来をデザインしていこう。</div><div>＊＊＊＊＊</div><div>&nbsp;</div><div>　このあと、水越さんおよびフロアから、小林さんと李さんに対して質疑応答を行いました。</div><div>　マスメディアは果たして今後トランジットしうるのか、という質問に対して、小林さんは、メインフレームはパソコンにはなりえないと喩えて、トランジットは無理とバッサリ。そしてリストラされてきたマスメディア人が、ミドルメディアに流れてくると示唆しました。一方李さんは、変わりうるし、変わらなくてはいけないとして、法整備の必要性や、ネットやテレビには置き換えられない映画体験の重要性などを指摘しました。</div><div>　一方で、いかにしたら「誰でもメディア」をパブリックな形で育てうるかという質問に対し、「公共性」や「育成・教育」の必要性を両者共に指摘しました。小林さんは、今の新聞等のメディアは果たしてパブリックなのか、公共性とか共益性が欠如していないかと述べ、さらに、自分はメディアをつくって・たたかれて・苦労して・禿げて・ようやく「メディア野郎」になれたと、公共性を意識する人たちを育成する必要性を語りました。李さんは、映画監督や俳優を育てる機関の少なさを指摘し、映画は人が作っているので、人をいかに育てていくかという議論をしないでメディアのことばかり考えていても進まないと危機意識を語りました。</div><div>　今回のエキスポを貫くテーマとも言える、メディアとコミュニティというキーワードが、結果としてこの大胆なセッションから浮かび上がったといえます。同時に、セッションを通じて、異なるメディアの最前線にいる二人の距離――すなわち映画という「オールドメディア」（by李さん）と、それを看破する小林さんの言語や発想の距離――がハイライトされたように感じました（本人たちも冗談めいてそのように指摘）。つまり、このセッション自体が、現在のメディア状況の一端を移しだすという、興味深い現象がみられたのです。また、3人のメディア人による情熱と「アジテーション」から、21世紀メディア論の課題と同時に小さな希望の光も見出せるような幕開けとなりました。(報告者：村田麻里子／メル・プラッツ運営メンバー）</div>]]>
        
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    <title>第18回公開研究会報告「アジアの大学、リテラシーの環：d&apos;CATCH 2010 シンポジウム」</title>
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    <published>2010-01-30T05:51:17Z</published>
    <updated>2010-05-11T14:36:51Z</updated>

    <summary>■テーマ「アジアの大学、リテラシーの環：d&apos;CATCH 2010 シンポジウム」...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mellplatz.net/activities/">
        <![CDATA[<div><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="100130dcatch1.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/100130dcatch1.jpg" width="560" height="170" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" />■テーマ</span></div>「アジアの大学、リテラシーの環：d'CATCH 2010 シンポジウム」<br />Asian Universities, Ring of Literacy: d'CATCH 2010 symposium<br />■日　時　：2010年１月30日（土）10:00-18:30<br />第1部 ｄ'CATCH　合評会 10:00-14:50（使用言語＝英語）<br />第2部 シンポジウム 15:30-18:30（使用言語＝日本語、通訳あり）<br />■会　場　：神田外語大学ミレニアムハウス（5号館に相当）<br />　　　　　　&lt;http://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/institution/&gt;<br />　　　　　　千葉県千葉市美浜区若葉1-4-1　　　<div>シンポジウム登壇者:<br />○ナナタン・ウォンバンデュ（タイ、チュラロンコン大学）<br />Nanatthun Wongbandue: Chulalonkorn University, Thailand<br />○フェイ・マテル（フィリピン、サント・トマス大学）<br />Martel Faye Manalac: University of Santo Tomas, Phillipine<br />○ゼン・ジュンヤオ（中国、伝媒大学・南京校）<br />Zheng Jun Yao: Communication University of China Nanjing, China<br />○ペク・ソンス（神田外語大学）<br />Seongsoo Baeg: Kanda University of International Studies, Japan<br />[コメンテーター]　宇治橋祐之（NHK）<br />　Yuji Ujihashi: NHK<br />[司会]　水越伸（東京大学）<br />Shin Mizukoshi: the University of Tokyo, Japan</div><div>■主催：メル・プラッツ、d'CATCH</div><div><br />■概要<br /><br />新しい年を迎えた最初の公開研究会は千葉・幕張の神田外語大学でd'CATCHプロジェクトとの共催で行われた。<br /><br />d'CATCH（ドゥキャッチ）はdeCentralized Asian Transnational Challenges（脱中心的なアジアの国境を越えた挑戦）の略でアジア各国の大学生が協働でビデオを制作し、その過程で異文化理解、メディアリテラシーを深めていく教育研究プロジェクトである。2003年度、メルプロジェクトのサブプロジェクトとしてスタートし、7年目を迎えた。<br /><br />2009年度の制作テーマは「LINK」。タイ、フィリピン、中国、日本の参加学生たちは、さらに「Human relationship」「Family」「Legend」「Technology」「Festival」という5つの題材を扱うグループに分かれた。d'CATCHの活動ではまずそれぞれの国で作品を作り、最終的にいずれかの国に集まって、題材毎に各国の作品をオムニバス映画のようにつないで一つの作品に仕上げ、合評会を行う。本年度、4カ国の学生達は幕張に集まった。<br /><br />本研究会の開始前には、朝から2009年度の集大成である完成作品の上映と合評会が行われた。一つのチームとして結ばれた4カ国編成・5組の学生のプレゼンテーションを終えたばかり、熱い空気を残したままの会場で、公開研究会は始まった。<br /></div>]]>
        <![CDATA[<p>●多様な文化の共存のために<br /><br />
<img alt="100130dcatch2.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/100130dcatch2.jpg" width="250" height="188" class="mt-image-none" /><img alt="100130dcatch3.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/100130dcatch3.jpg" width="250" height="188" class="mt-image-none" style="" /><br /></p>

<p>最初に7年間に渡りd'CATCHを進めてきた神田外語大学のペク・ソンスさんからプロジェクトの全体デザインについて次のような報告があった。<br /><br />大学によって参加の目的や制作スケジュールは異なるが、年に1回集まって協働して映像を制作、発表会を行うということをd'CATCHは続けている。プロジェクトを始めた理由には、グローバル化という社会背景がある。「外」への関心と伝統・歴史など「内」への関心が同時に高まっており、その根底には戦争や植民地、西洋との出会いといった事柄が潜む。一方、国境を越えたメディアの登場に、あふれんばかりの情報が活発に行き交い、誤解が生まれたり、間違いが流布したり、新しい偏見やステレオタイプが生み出されつつある。d'CATCHはこうした複雑に絡みあった現代の社会状況において、多様な文化の共存のための試みとして始まった。<br /><br />プロジェクトの目標は（１）文化的多様性と文化的共存、（２）マスメディア以外のオルタナティブな表現の探求、（３）アジアにおける人のネットワークの構築、という3点があり、教育と研究の2つのアプローチにより取り組んでいる。教育において難しいのは、映像ソフトの使い方など単純な制作スキルを学ぶことから、いかに異文化の理解、日本人としての自分の相対的な把握へと掘り下げていくことができるか、ということにある。また、この実践をどうオルタナティブなメディア作りへと展開していくことができるか思案している。<br /><br /><br />
●多面的な研究<br /><br />
<img alt="100130dcatch4.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/100130dcatch4.jpg" width="250" height="188" class="mt-image-none" style="" /><img alt="100130dcatch5.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/100130dcatch5.jpg" width="250" height="188" class="mt-image-none" style="" /><br /><br />
続いて学生を指導した各国の教員から、それぞれの関心にひきつけた報告が行われた。中国の伝媒大学・南京校のゼン・ジュンヤオさんは、各国の学生の表象は「プレ・モダナイゼーション」「モダナイゼーション」「ポスト・モダナイゼーション」に分類できると述べ、学生たちが制作した映像を分析した。フィリピンのサント・トマス大学のフェイ・マテルさんはプロジェクトで身につく学生の学びが「能力」「責任」「思いやり」という自分の大学の教育指針と重なると指摘。さらにそこでの学びのサイクルが「理解する」「共有する」「フィードバックする」「普遍化する」「応用する」という5つの学びのステップとしてまとめられると報告した。タイのチュラロンコン大学のナナタン・ウォンバンデュさんは、世界におけるチュラロンコン大学のランキングを紹介しつつ、こうした国際プロジェクトを実施することは大学の評価にとって特に国際化という点で非常に重要であると述べ、大学ではこうした文化的実践があまり多くはないと指摘した。<br /><br />
<img alt="100130dcatch11.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/100130dcatch11.jpg" width="250" height="188" class="mt-image-none" style="" /><img alt="100130dcatch6.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/100130dcatch6.jpg" width="250" height="188" class="mt-image-none" style="" /><br /><br /></p>

<p>●コメントとディスカッション<br /><br />コメンテーターのNHKの宇治橋さんは、学生たちが行ったことを「作る」「見せる」「再構成する」「見せる」と整理し、一旦それぞれの国で制作した後に4カ国のメンバーで集まって一つの作品としてまとめ直すことで、「理解→葛藤→理解」という発見的な学びの循環が生まれる、と評価した。また、字幕の入れ方などオーディエンスを意識した映像作りについて、放送のプロとしてのアドバイスも行った。<br /><br /><img alt="100130dcatch7.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/100130dcatch7.jpg" width="250" height="188" class="mt-image-none" style="" /><img alt="100130dcatch8.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/100130dcatch8.jpg" width="250" height="188" class="mt-image-none" style="" /><br /><br />会場を交えたディスカッションでは、会場からいくつもの質問が寄せられ、それに答える形でプロジェクトに参加した学生も活発に意見を述べた。「一つの作品としてまとめ直すことで"彼ら"の作品が"私たち"の作品になった」 。自分達の作品についての問いに答えていく中で気づきが生まれ、学生のみんなには実践したことをふり返る貴重な時間となったように思う。熱気が冷めないまま研究会は終了した。<br /><br />　報告者：土屋祐子（広島経済大学／メル・プラッツ運営メンバー）</p>]]>
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    <title>第17回公開研究会報告「地域文化とメディア実践～瀬戸内で育まれる協働コミュニティ～」</title>
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    <id>tag:mellplatz.net,2009:/activities//7.205</id>

    <published>2009-12-19T06:34:11Z</published>
    <updated>2010-05-11T14:35:56Z</updated>

    <summary> ■日　時　：2009年12月19日（土）14時半～18時■会　場　：広島経済大...</summary>
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        <category term="001)公開研究会の報告" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mellplatz.net/activities/">
        <![CDATA[<p>
</p><p><img class="mt-image-none" alt="1b.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/1b.jpg" width="560" height="170" /></p>
<p>■日　時　：2009年12月19日（土）14時半～18時<br />■会　場　：広島経済大学立町キャンパス<br />　　　　　　広島市中区立町2－25 広島立町ビル4階　※広島電鉄「立町」電停から徒歩1分<br />■登壇者　：[報告者] 平尾直政（RCC中国放送人事部長）、<br />　　　　　　　　　　　　河本清順（シネマ尾道支配人）<br />　　　　　　[コメンテーター] 小笠原由季恵（子どもコミュニティネットひろしま代表理事）、<br />　　　　　　　　　　　　　　　 飯田豊（福山大学専任講師）<br />　　　　　　[モデレーター] 土屋祐子（広島経済大学専任講師）<br />■共催：メディア・エクスプリモ（JST CREST研究）<br />■プログラム<br />14:30-14:45　挨拶とメルプラッツの紹介：<br />　　　　　　　　メルプラッツ事務局＋土屋祐子（広島経済大学）<br />14:45-15:25　報告（１）平尾直政（RCC中国放送）：<br />　　　　　　　「島の子どもたちとの映像制作」<br />15:25-15:35　質疑応答<br />15:40-16:20　報告（２）河本清順（シネマ尾道）：<br />　　　　　　　「尾道に映画館をつくる」<br />16:20-16:30　質疑応答<br />16:30-16:45　休憩<br />16:45-17:15　コメント：<br />　　　　　　　　小笠原由季恵（子どもコミュニティネットひろしま）<br />　　　　　　　　飯田豊（福山大学）<br />17:15-18:00　ディスカッション
<p>■概要
</p><p>　寒気が日本列島をいっきに覆った12月下旬、広島経済大学立町キャンパスで、第17回メルプラッツ公開研究会が開催されました。今回のテーマは「地域文化とメディア実践～瀬戸内で育まれる協働コミュニティ～」。地域におけるメディア実践は数多く存在し、また語られてきたのとは裏腹に、メディア活動を介して地域社会のあり方を継続的に考えていくことの意義や課題についての議論は十分にされてきたとはいえません。果たして「地域」とは何を指すのでしょうか？そして地域でメディア実践を行う意義はどこにあるのでしょうか？今回は、ともに広島で活躍しておられるRCC中国放送の平尾直政さんと、シネマ尾道支配人の河本清順さんをお迎えしてのセッションとなりました。</p>]]>
        <![CDATA[<p>●平尾さんの報告<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="5.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/5.jpg" width="250" height="188" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span><br />
　瀬戸内海の小さな島の子供たちと映像作品をつくるプロセスをドキュメントした『子どもと島とおとなたち』を制作した。きっかけは、百島の学校の先生から総合的学習の時間２コマ使って、カメラの使い方を指導してほしいと声がかかったこと。先生たちはパナソニックから機材1式があたってしまったために、子供たちにKWN（キッズ・ウィットネス・ニュース）に応募する作品をつくらせようとしていた。</p>

<p>　百島は過疎化が進んだ小さな島。本土でいじめや家庭の問題で保健室登校になった子供たちが島の学校に通っており、その半分が島出身ではない。当初は、やれといわれてやるだけの表情のない子供たちだった。しかし、数ヶ月たつうちに、変化が生じた。殻に閉じこもっていた子供たちがビデオカメラを持つことによって、徐々に会話が出来るようになり、島民とのキャッチボールができるようになってきた。何よりも島の大人たちが、インタビューなどを通じて子供たちを見守り、コミットしてくれたことで、子供たちも島に対して徐々に心を開いていった。「ビデオカメラは閉ざされた子供の心を社会に開いてくれる窓のような存在」――撮る・撮られるというのは関係性を切り結ぶことだと痛感した。また、映像制作において大切なのは、「伝え方」ではなくて、「受け止める力」であることも強く実感した。ただ、閉鎖された島だから出来たことで、都心では出来ないであろう。</p>

<p>　　　　　＊</p>

<p>　フロアからは、パナソニックの主催するKWNの仕組み自体が、きれいな映像を評価するものであり、プロのみならずアマチュアの映像制作にも産業構造の問題が常に背景にあるのではないかという指摘や、それ故に、そうした映像で捨象されてしまう部分を平尾さんがドキュメンタリーにした意義も大きいのではないか、などのコメントが寄せられました。</p>

<p>●河本さんの報告<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="6.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/6.jpg" width="250" height="188" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span><br />
　映画の街といわれた尾道に2001年最後の映画館がなくなって、ともし火が消えてしまった。私自身は映画業界とは縁遠かったが、市民映画館というかたちで映画を再生させ、ＮＰＯなどが運営している例があることを知り、自らもやってみることにした。</p>

<p>　映画館を再生させるには、映画館づくりの過程で館を自分の街の、自分のものであると認識できることが重要。そうした意識を高めてもらうために、映画館の改装を市民に手伝ってもらうことにした。また、あわせて市民に出資してもらう形に決めた。それが15万人の人口の尾道で映画館を支える方法。募金活動もはじめは難航したが、徐々に協力を得られるようになって、上映会を細々と続けた。やがて2700万円の改装費を募金から捻出することが出来た。</p>

<p>　映画館という場所を地域との連携として持続させていくことが重要で、それが長続きの秘訣。通常映画館はポスターを１，2枚しか注文しないが、うちは30枚注文して市民に街に張ってもらうなど、自分の街の映画館を支えるんだという意識を持ち続けてもらう仕掛けを設けている。また、トークイベントなどを企画して映画関係者を呼んだり、「こども映画教室」というワークショップを開催するなどの活動もしている。オープンから1年2ヶ月目のいま、採算は毎月ぎりぎり（「ソロバンと夢」のはざま）だが、コミュニティづくりとしての映画館の活動は意味があると感じている。</p>

<p>　　　　　＊</p>

<p>　フロアからは、映画館の運営実態に関する質問がいくつか出ました。河本さんは、いろんな人たちに開かれた運営形態はうまく行っているが、まだまだ尾道の人々の中に映画を日常的に行く文化が根付いているとはいえないとして、今後は映画祭などを開催したいと意欲を語りました。</p>

<p><img class="mt-image-none" alt="4.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/4.jpg" width="250" height="188" />　<img class="mt-image-none" alt="3.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/3.jpg" width="250" height="188" /></p>

<p>●コメントとディスカッション</p>

<p>　休憩のあと、二つの発表を受けて、飯田豊さん（福山大学専任講師）と小笠原由季恵さん（子どもコミュニティネットひろしま代表理事）からコメントをいただきました。飯田さんは、こうした地道なメディア実践が尾道に複数あることはすばらしいと述べたうえで、それらが組織間のネットワークという観点からも、市民の学びの継続性という観点からも、「つながっていない」現状の難しさについて指摘しました。また、地域実践における行政的・組織的構造の困難について、自身の経験から話されました。小笠原さんは、同じ実践者としての目線から、地域実践と都市の規模の関係性について言及されました。今回の実践は二つとも地域がはっきりした生活密着型のプロジェクトだが、小笠原さんたちのフィールドである広島市という地域は人口120万人とかなり広く、一体感が持ちにくい中での実践は足場の弱いものになってしまいます。日本中のほとんどの大都市では、実はフィールドがあるようでないのです。地域という意識を持てない状況の中でコミュニティをつないでいく難しさがここにはあります。総じて、両者から同じ問題が提起されたといえるでしょう。</p>

<p><img class="mt-image-none" alt="10.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/10.jpg" width="250" height="188" />　<img class="mt-image-none" alt="7.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/7.jpg" width="250" height="188" /></p>
<p><img class="mt-image-none" alt="14.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/14.jpg" width="250" height="188" />　<img class="mt-image-none" alt="13.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/13.jpg" width="250" height="188" /></p>

<p>　さらに、お二人の発表に感銘を受けたアスケダムさんが飛び入りでご自身がノルウェーで行っているデジタルシネマの活動について発表されたりと、地域実践を自ら行っている人々がお互い意見交換をしあう、賑やかな会となりました。最後にモデレーターの土屋祐子さん（広島経済大学専任講師／メルプラッツメンバー）が、コミュニケーションサイクルがうまく機能しているところが、地域であり、コミュニティといえるのではないかと締めくくりました。</p>

<p>　報告者：村田麻里子（関西大学／メル・プラッツ運営メンバー）</p>

<p><img class="mt-image-none" alt="2b.jpg" src="http://mellplatz.net/activities/upload_images/2b.jpg" width="560" height="170" /></p></div>]]>
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